最近見ていたTVや映画は。~2023年度・秋~

おはようございます。カメさんです。これが2023年最後の記事。
たまには違う映画館にも行ってみたい。仕事帰りに日本橋でレイトショー鑑賞。今秋は映画三昧で非常に充実していましたね。

【バラエティ&ドラマ】

・どうする家康

天下統一後は唐(朝鮮)に攻め入るものの、最後は何もかもほったらかしてくたばった秀吉。その後の豊臣政権は五大老&五奉行による体制に移行。

印象的だったのが中村七之助演じる石田三成。合理的な考えを持つ理想主義者であるが故に人心への配慮が足らず、戦国の猛将達を抑えきれずに失脚してしまう。周りにもこんな風に嫌われてしまう人を見たことがあるような気がします。


やがて徳川家康の東軍と石田三成の西軍が激突する『関ヶ原の戦い』が勃発。10万を越える軍勢による大戦(おおいくさ)でしたが、調略が功を奏して僅か半日で東軍が勝利。これにより時勢は豊臣から徳川へ傾き、徳川幕府を開く契機になります。


大坂城にて秀吉の息子・秀頼の成長を見守る茶々(淀殿)。北川景子の熱演は圧巻でしたね。

さらに10年以上時は流れ、戦国最後の大戦『大坂の陣』にて豊臣と徳川は雌雄を決することに。乱世の亡霊=日の本一の兵と謳われた真田信繁(幸村)が徳川を迎え撃ちます。

しかし奮戦空しく力尽き、燃える大坂城の中で豊臣側の武将と茶々は自刃。戦国の世が終わり以後300年続く徳川の世(江戸時代)が訪れます。

ファンタジー色が強すぎるだの賛否両論の声が高かったと聞いてますが、何だかんだで今年一年大河ドラマの視聴を完走。カメさんは十分楽しめました。殿、本当に有難うございました。

来年の大河ドラマは源氏物語か。興味はなかったけれど、どうしようかな。


・セクシー田中さん


地味なアラフォーOLだが実はベリーダンサーの顔を持つ田中さん。演じるのは以前勇者ヨシヒコにも出演した木南晴夏。
他人の目など気にせず、自分のやりたいようにやればいいんだよ。そう岡本太郎も言っていた気がする。

でも最後まで視聴した理由の一つは、生見愛瑠の笑顔に惹かれたからかもしれない。

・出没!アド街ック天国


墨田区のグルメ特集。本当アド街スタッフは自分のブログ見ているんじゃないか?と思うことが多い。参考になりました。

・ゴッドタン

一撃必殺!松丸道場。テレ東のベテランアナでありゴッドタンの有能なアシストプレイヤーである松丸の恐ろしさを垣間見た。

告知済みエロドッキリを仕掛けられ悶絶するカカロニ栗谷。カメさんももっとエロ耐性上げたい…。


【アニメ&特撮】

・るろうに剣心 明治剣客浪漫譚

東京編のラストに元新撰組・斉藤一が登場。牙突は連載当時からよくマネしてたなぁ。そしてまたかけそばが食べたくなる…。


薫に別れを告げ、剣心は再び流浪人へと戻り闇の中へ消えていった。京都編も楽しみだな。

・ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

ようやくUーNEXTで無料視聴できるようになった最新作。ジョジョ第6部はアメリカ・フロリダ州の刑務所が舞台。空条条太郎の娘である徐倫が主人公。今までのJOJOの中で最もメンタル強そう。

自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪。「天国へ行く方法」を実行すべく暗躍するDIOの親友エンリコ・プッチ神父との対決がストーリーの主軸。


・仮面ライダーBLACK SUN


こちらも最近U-NEXTで無料視聴できるようになった作品。仮面ライダーBLACKのリメイクなのだが残酷描写が多くR-18指定。本当勿体ない。人間と怪人の差別と共存がテーマ。
最終話では倉田てつをが歌う主題歌をバックに昔のオープニング映像を再現。

今作に登場するシャドームーンは以前と違って生物チックなビジュアルが特徴。

そして製作スタッフの愛を感じたビルゲニア。サタンサーベルを手に戦い抜いたラストは名シーン。


【映画】

・翔んで埼玉2 琵琶湖より愛を込めて

あの問題作の続編がいよいよ公開。今回の舞台のメインは関西。京阪神と滋賀の仁義なき戦いに埼玉県人も巻き込まれる。


この映画を見る為だけに、埼玉・春日部の映画館へ行く気合の入れよう。



映画鑑賞前のランチは、春日部の地元スーパーで購入した「そこらへんの草天丼」です。

そして今夏も行田市の古代蓮の里を訪問。「行田タワー」に登ってきましたよ。



今年の田んぼアートはこれでした。これが埼玉の本気です。

・沈黙の艦隊

核ミサイルを搭載した日本初の原子力潜水艦シーバットが占拠された。占拠した男の名は海江田。クラシック音楽に合わせた的確な指揮で潜水艦戦闘に勝利した海江田は、独立国家やまとの建国を宣言。本当の戦いはこれからだ~という流れのまま映画は突然終わり、カメさんも沈黙した。
⇒どうやら今後ドラマシリーズとして続編が展開されるらしい。潜水艦の迫力は味わえたものの、映画の内容はストーリー等色々と中途半端さが目立った感じ。

・ゴジラー1.0

庵野秀明のシン・ゴジラ公開から7年。VFX制作に定評ある山崎貴監督が作る新しいゴジラは中々の傑作。

太平洋戦争後の復興途上の日本をマイナスへと突き落とすゴジラ出現。今回もゴジラvs人類なのだが、自衛隊もなければ冷戦下で海外からの応援も期待できない絶望的状況。それでも限られた戦力と知恵を駆使して団結し奮起する元軍人含む日本人達。ゴジラが海上で戦艦と交戦するシーンも初めてのシチュエーションで新鮮でしたね。そして浜辺美波はやっぱり可愛い。


・正欲

Wガッキー(稲垣吾郎、新垣結衣)主演。逃げ恥の時とはちょっと違う、備後弁(岡山弁)を話すチョット根暗のガッキーを観たいならオススメ。

映画のテーマは多様性への理解。普通であるとは一体何なのか?LGBTなど人の個性を尊重する風潮の強い令和の世の中ですが、本当に尊重できているだろうか?本当の欲望をさらけ出すことが難しいのが現実の世界です。

それでもこの現実の世界で生きていかなければならない以上、最低限の社会のルールは守らないといけない。性的少数者を完全に理解することは多分自分にはできないと思うけれど、せめてその存在は認めたいと思う。


・PERFECT DAYS

VIVANTでも強い存在感を示した役所広司が主演の、何だか心温まる映画。

無口な渋谷のトイレ清掃員の日常生活。いつもの時間に目覚め、いつものように植物に水をやり、いつもの時間に仕事に出る。いつもの音楽を聴き、いつものように働き、いつもの場所で昼食を取り、いつもの場所で風呂に浸かり、いつもの場所で晩酌する。淡々と毎日のルーティーンをこなしているように見えて、実は全く同じ日など存在しない。この男の生活は非常に充実しているように見える。自分に相応しい生き方って何だろうな?

そしてこの男の生活スタイルは非常にアナログ。テレビやスマホの画面に見入ることもなければ、音楽はカセットテープを聴き、単行本の小説を読む。
カメさんは既に子供の頃からテレビ、ゲーム、パソコンなどのデジタルに囲まれて育っているのでここまでアナログな生活ができる気はしないけど、デジタルに傾重しすぎているきらいはある。生活に少しだけアナログを取り入れてみると、もっと充実して楽しくなるかもしれないな。


シーンの随所に登場する東京下町の風景。カメさんが今住んでいる場所の景色と重なり、思わずニヤリ😏としてしまった。

でもこの映画の監督はドイツの人。海外の人から見た日本は凄く魅力的なのだろうな。今の日本人以上に日本を愛している。この映画を見てしまうとそう感じざるを得ない。



他にもまだ観たい映画はあったのだが、ちょっと時間足りなかったな。(でもホラー映画だけは観ないぞ)

それでは来年もまた宜しくお願い致します。

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