岡本太郎美術館へ行ってきたので。 

おはようございます。カメさんです。

個人的には楽しみにしている、2025年に大阪・夢洲(ゆめしま)で開催予定の万博。日本での開催は2005年の愛知万博以来20年振り。ポスターにはキモカワ公式キャラ『ミャクミャク』の姿が。
万博とは… 関西電力HPより抜粋

「万国博覧会(ばんこくはくらんかい)」を略した言葉で、「人間の活動に必要なものの実現に向け、進歩してきたことや、将来の見通しを示すためのイベント」

1867年の第2回フランス・パリ万博には、当時の江戸幕府、薩摩藩、鍋島藩(佐賀)が参加。
日本で始めて万博が開催されたのは1970年の大阪。まだカメさんが生まれる前に、現在普及しているリニアモーターカー、携帯電話、電気自動車、缶ジュースなどが初めて展示されたんだとか。
世界各国の文化に触れ、知見を広げ、未来を想像して、素敵な夢が見られそうなので是非行きたい。

今年9月に訪問した、川崎市生田緑地の一角にある『岡本太郎美術館』。

岡本太郎といえば1970年の大阪万博のシンボル『太陽の塔』をデザインしたことで有名。でも川崎出身だとは知らなかった。親近感を感じたので行ってみることに。果たしてカメさんに芸術を理解することはできるのだろうか?

美術館へ入る前に屋外にあるシンボルモニュメント「母の塔」へ。白く輝く高さ30mの建造物は迫力あるのだけれど、丸みを帯びておりふくよかで暖かい印象も受けた。
優しくて力強く輝く=母のイメージに繋がる。

彫刻は見る角度によっても印象がガラリと変わります。下から見上げると塔の上に立つ人達の躍動を感じます。そして塔(作品)に触れて質感を楽しむこともできます。絵画との大きな違いです。



腹が減っては戦ができぬ。芸術作品と対面する前に腹ごしらえ。併設のカフェテリアでTAROブレンドとロコモコ丼を味わいます。

カフェテリアの外に展示されていたオブジェ。自分が抱いた第一印象はちょっと不気味
1970年大阪万博の時に、太陽の塔の地下に展示されていた『樹霊』という作品。人間の根源にある感情(=祈りや畏れの感情)を具現化した神像らしい。


チケットを購入して、いよいよ美術館の中へ。

岡本太郎がフランス・パリで10年間活動していた頃の最初期の作品群。そのオリジナルのほとんどは戦時中に空襲で焼失している。

この頃の作品に頻繁に出てくる「リボン」に強い拘りを感じます。いやリボンフェチか。お気に入りのモチーフだったようです。

戦後に日本で制作された前衛作品群。漠然と描いているのではなく、こういうものを描きたいというイメージが先行して絵画制作は始まります。最初は鉛筆で何度もドローイングしながら自分に問いかけてアイデアを固め、最終的な作品イメージを具現化させます。

こちらが完成した油彩画『喫煙者』。制作者の熱量を感じる作品に仕上がってます。It'sTHE アート。




しかしこれらの絵画を鑑賞していても、絵の中で何を表現しようとしているのか分からないことがあります。さらに鑑賞後に絵画のタイトルを見て再び???の状態に。想像力が足りてないのかな?それとも凡人には到底理解できないということか。なんだこれは!

こういう作品を数多く鑑賞することで、想像力って養われるものなのでしょうか?そもそも想像力って何だ?芸術って何なんだ?何も分からなくなってきた…。ああオレの頭が爆発しそうだ😣💥。



そして再び彫刻へ。「顔は宇宙」だと岡本太郎は言った。太陽の塔はもちろん、岡本太郎の作品の多くに描かれている個性豊かな顔の数々。並々ならぬ拘りを感じます。

JR大森駅北口の高台に2000年まで現存した『旧マミ会館』は、岡本太郎がデザインを手掛けた唯一の建物でした。目立つデサインですね。


銀座・数寄屋橋にある『若い時計台』のレプリカを鑑賞して〆。
芸術作品見すぎてもうお腹いっぱいだよ💨。結構こってりしてたなぁ。ちょっともたれ気味です。

出口のお土産コーナーで『TAROMAN』のガチャガチャを発見。どうやら2022年にNHKで放送されていた特撮活劇らしい。(視聴したことはない。)

いざ勝負の時だ!

でーん。シュールレアリスム星出身のべらぼうな巨人、タローマン&タローマン2号をGET。何でガチャガチャってこうもお約束のようにダブるんだろうね。

岡本太郎の情熱を存分に感じることができました。

来年もまた美術館や博物館には行きたいですね。芸術に触れてもっともっと想像力を掻き立ててやりたい。芸術は爆発だ!

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