中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第2回)

こんにちは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

中国地方横断旅。初日は大阪近郊をブラブラ移動中。


 2023/10/23(初日) 和歌山~高田~奈良


(3本目)和歌山線 227系1000番台
緑色の帯が特徴の新型車両227系。昔から関西で活躍する223系を踏襲したクールな顔が格好良い。ワンマン運転にも対応し、基本2両編成で連結することで柔軟な運用が可能となっている。車両前側面には連結時の隙間が最小となるよう大型の転落防止幌が装備されている。

車内へ。ラッシュ時間帯は比較的混雑するからか、全席ロングシートでした。

津波発生時の対応についての広告。南海トラフ巨大地震が発生すると、和歌山県太平洋沿岸部への大きな被害が想定されている。

しかしここで一つの違和感が。これから乗車するのは「王寺」行だったはずなのだが?ホームの電光表示には「橋本」行の表示。橋本で乗り換えが必要になるのか???

その理由に気づけたのは発車直前のタイミングだった。10/23~の昼間の時間帯、橋本~五条駅間にて集中保守工事の為計画運休する旨が掲示されていた。おまけに代行輸送は行いませんの文字が容赦なく添えられている。⇒これじゃ全線乗車できない~、詰んだわ orz…。

失意の中、電車は紀ノ川に沿って走り始めた。川の対岸、遠くに見える山が高野山だろうか?
和歌山県のほとんどが山岳地帯であり、紀ノ川流域などの僅かな平野部に住宅が集中し発展してきた歴史があります。

駅名標のタイル壁画に目を惹かれた。地元の学生が作成したものらしい。
次は終点の橋本。どうするカメさん?


(3本目)南海高野線 6300系
鉄道に並行して走る路線バスも見つからず。ここは私鉄に乗り換え迂回することに。


(4本目)近鉄長野線
(5本目)近鉄東大阪線
久々に乗車した南海と近鉄の通勤車両。現在のJRの車両と比べると古びた印象は否めないか。新型車両の導入も少しずつ進んでいる模様。

近鉄の高田市駅で下車し、1km超ほど離れたJR高田駅まで徒歩移動。そろそろ腹ごしらえもしたいな。


途中で軽快なBGMの流れる商店街アーケードを抜けます。

こういう商店街には隠れた名店があるかも。でもシャッターが降りてるお店も目立つ。

オリジナル帽子のお店に少し惹かれましたが、そもそもカメさんは帽子があまり好きじゃなかった。頭を圧迫されている感じがしてどうにも落ち着かない。

JR高田駅に到着しました。何とかスケジュールの遅れは取り戻せそう。次の電車が到着するまで30分超の待ち時間。

ホームのベンチで商店街で購入したパンをいただきます。バナナ味の阪神優勝記念限定チョコレア。限定の二文字にはカメさんも弱い。

桜餅が入った高田名物「たかだあんぱん」。桜餅のもっちりした食感と塩気。なめらかなこしあん。うまい。

高田駅には和歌山線と桜井線の2路線が乗り入れ。日中は1時間に1本の運行だが、朝夕ラッシュ帯には大和路線に直通して大阪中心部を結ぶ快速列車も設定されている。

(6本目)万葉まほろば線(桜井線) 227系1000番台
高田・橿原・桜井・天理~奈良駅を結ぶローカル路線を全線乗車。路線名の通り沿線には万葉集ゆかりの地が点在する。始発時点ではガラガラだが奈良駅に近づくにつれて車内はかなりの混雑となった。

久しぶりに訪れたJR奈良駅は、綺麗な高架駅舎に生まれ変わっていた。

奈良県マスコットキャラの「せんとくん」がお出迎え。しかし今回は奈良公園のシカに煎餅をあげることも東大寺の大仏を拝むこともなく、先へと急ぎます。第3回へ続きます。

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