北海道縦断乗り鉄の旅を振り返って。(第5回)

おはようございます。カメさんです。
北海道縦断乗り鉄の旅の後半戦です。

2018/2/5(3日目) 札幌~石狩当別~新十津川

今回の旅で札幌に宿泊した理由の一つに、札沼線の非電化区間の全線乗車がありました。

※高校時代の地図帳より、帝国書院編。

札沼線は札幌駅を発車後しばらく北上して札幌市街地の高架区間を走ります。途中沿線には大学も複数存在し、札幌近郊の通勤通学路線として朝夕時間帯は非常に混雑します。しかし石狩川を渡った先にある石狩当別駅を境に、沿線は一気にローカル線へと変貌します。

朝7時前に札幌駅から乗車して約40分、終点の石狩当別駅で接続を待っていたのは、お馴染みのキハ40形、ワンマン1両編成の気動車でした。ここから終点の新十津川駅まで運行する列車は、1日1往復のみとなります。廃止寸前の超ローカル線です。



列車はゆっくりと線路の雪を掻き分けながら、石狩川の西岸に沿って北上していきます。途中の石狩月形駅では対向列車との待ち合わせの為、やや長目の停車時間がありました。





終点の新十津川駅では地元の子供達がお出迎え。
(記念の絵ハガキを戴きました。ありがとうございます。)
石狩当別駅から新十津川駅までの所要時間は、1時間45分でした。
実は石狩川の反対側には昨日乗車した函館本線がほぼ並走しており、特急利用すると札幌まで1時間以内で行けてしまいます。JR北海道の今の厳しい経営状況を考えると、廃止も止むを得ないのかと思います。
ここから路線バスで函館本線の滝川駅へと一旦移動します。

ところで十津川といえば、西村京太郎の十津川警部シリーズを連想します。
カメさんの由来も参照)
十津川警部の由来は元々、奈良県の十津川村から取ったと言われています。明治時代に奈良県の十津川村が水害に遭った際、被災者が北海道へ移住してできたのがここ、新十津川だと言われています。何か『縁』を感じますよね。

第6回に続きます。



2018/12/22追記

北海道医療大学~新十津川間が2020年5月廃止だそうです。

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