北海道縦断乗り鉄の旅を振り返って。(第9回)

こんにちは。カメさんです。

2018/2/6(最終日) 札幌~夕張


札幌駅から特急スーパーとかちに乗車して約1時間。石勝線の新夕張駅で一旦下車。夕張支線に乗り換えて終点の夕張駅を目指します。
新夕張駅は元々、室蘭本線の追分駅から分岐して夕張に至る夕張線の『紅葉山駅』でした。1981年に石勝線が開通し、札幌から千歳経由で帯広、釧路方面へ高速運転を開始した際に現駅名となり、新夕張駅~夕張駅間は石勝線の夕張支線となります。夕張はかつて炭鉱の町として栄えていましたが、その後の炭鉱閉山をきっかけに貨物輸送は廃止、人口減少により旅客輸送も激減しています。そして2019年には夕張支線を廃止するとの報道も出ています。



正午過ぎに夕張駅へ到着。喫茶店が隣接した小さな駅舎でした。駅舎の裏には大きなリゾートホテルが構えており、ゲレンデにはスキー観光客の人影が見られました。次の列車が来るまで約4時間、夕張市内を散策開始です。まずは北へ向かって歩きます。




雪の中をしばらく進むと、映画の看板が並んだ商店街『夕張キネマ街道』が現れました。夕張は映画の街としても知名度があります。夕張国際映画祭は今年も3月中旬に開催されるそうです。一度見てみたいですね。
新千歳空港から車で約1時間、札幌からバスで約1時間半で来れます。

更に北に歩くと『花畑牧場』『石炭の歴史村』『ゆうばりめろん城』などの観光スポットがあるのですが、雪道の為歩みが遅く時間的にも厳しくなると考え、夕張駅方面へ引き返してしまいます。しかし…。

第10回に続きます。

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