北海道縦断乗り鉄の旅を振り返って。(第3回)

おはようございます。カメさんです。


夜22時。ライトアップも消えたテレビ塔の近くにある大通バスセンター。深夜バス🚌車中泊での移動は何年ぶりだろう?既にアルコールも入り、耳せんとアイマスクの準備も万全、眠る気満々です。JR最北の地である稚内へ向かう為、颯爽と乗り込みます。

2018/2/4(2日目) 札幌~稚内~宗谷岬

深夜バスに乗車して最初は良く眠れたのですが、夜3時を回ったあたりで目が覚めてしまいます。高速を降りて雪道を走っていた為に若干車両の揺れが大きかったこと、アルコールが抜けたこと、深夜の冷え込みが凄まじくブランケットを掛けていても寒かったことが原因ではないかと思っています。ハードです。

翌朝6時には稚内駅前にバスは定刻にて到着。車外に出ると待っていたのは体に叩きつけるような猛吹雪でした。よくこの中を定刻運行できたなと感心してしまった。


バスセンターとJRの駅舎は建物内で繋がっており、容易に移動できました。
改札に向かってみると、早朝の始発列車が雪で走行不能で運休するとの放送が入ります。いきなり先行きが不安です。自分が乗る予定の特急はお昼だったので、それまでに運行再開すれば良いのですが。


猛吹雪とはいえ折角稚内まで来たので散策します。駅から近い稚内公園から海を眺めようとしますが、公園入口は雪道の為閉鎖中。手前にあった神社の高台から市街地を望みます。

道路標識にはロシア語での文字表記があったのも印象的。北海道サハリン航路が期間限定で運行されており、観光客が訪れる為みたいです。



その後、日本最北端の宗谷岬へバスで降り立ちます。外気温-5.5℃。
待っていたのは凍り付いたオホーツクの海面と、稚内駅前以上の猛吹雪。そして足元のアイスバーン。踏ん張りが効かない為、油断すると強風で体が流され海へ落ちそう。今回の旅で最も命の危険を感じた場所。


ここで実験。タオルを水で濡らした後、外の強風に思いっきり晒してあげると見事にガチガチに凍り付きました。(本当はTシャツとかでやりたかった。ミニタオルだと凍っているのが一目で判りにくい。)


1時間後にやってきた帰りのバスへ足早に乗り込み、稚内市街へと戻ります。途中で見つけた温泉施設に立ち寄り、列車の発車時間まで温まることにしました。温泉は大好きです。

第4回へ続きます。

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