西日本&九州横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第10回)

こんにちは。カメさんです。

2018/9/4(5日目) 鹿児島中央~指宿~枕崎

この日台風21号は関西地方へ上陸。鹿児島市街は晴天だった。これなら乗り鉄旅にも影響はなさそう、だったのだが…。朝の通勤通学帯で路線バスや路面電車は混雑。運行本数も多い。


九州新幹線が発着するようになり、駅ビルとなっている鹿児島中央駅。駅前には維新で活躍した人を題材にしたモニュメント『若き薩摩の群像』。

写真は観光特急「指宿のたまて箱」 ※今回は未乗車

指宿枕崎線は鹿児島中央から南下し、砂蒸し温泉で有名な指宿&開聞岳を経由して港町・枕崎を結ぶ路線。非電化のローカル路線だが、鹿児島中央近郊のベッドタウンを経由するので混雑していた。⇒実は九州新幹線や鹿児島本線よりも列車運行本数が多い。
路線は南へ大きく迂回するので、枕崎までの乗車時間は長くなる。薩摩半島をショートカットする路線バスの方が枕崎には早く到着できる。


この日も列車に乗ってうたた寝。しかし寝ぼけて終点に着いたと思い、途中駅で列車から降りてしまう。瀬々串駅?
この先の喜入駅で快速列車に乗り換えるはずが、この駅は快速通過駅だった。次の普通列車が到着するまで約50分の待ちとなる。駅前のコンビニで休憩できたのが救いか。

※写真は列車内から撮影。
瀬々串駅は錦江湾沿いにある無人駅。遠くには『JX喜入石油基地』のタンクが並んでいるのが見える。産油国から大型タンカーで運ばれてきた原油を荷揚げし、日本で使用している2週間分相当量が貯蔵可能。ここから小型タンカーへと移し、日本各地のJXの製油所へと運ばれていくのである。


再び普通列車を乗り継いで指宿へと到着。しかし調べると、台風21号接近の影響で砂蒸し温泉の営業は午後からとの情報が。楽しみにしていたのに。
ここから枕崎まで走る列車は一日6往復と大幅に減る。


仕方なく駅前の混んでる足湯で我慢することに。湯上りには指宿温泉のサイダー。


指宿を出た列車は開聞岳へ向かって西へと進路を変える。その途中にあるのがJR最南端の『西大山駅』。以前開聞岳をバックに撮影したこの駅が青春18きっぷのポスターになったことがある。この日は車で撮影に訪れている観光客の姿もあった。この駅では約1分間の長目の停車時間がありました。

そして終点はJR最西端の『枕崎駅』。次の鹿児島行き発車時間までは30分弱。激しいにわか雨の中、僅かな滞在時間では食事もお土産探しも満足にできず。このまま鹿児島中央駅へトンボ帰りとなりました。カツオの刺身、食べたかったな。

第11回へ続きます。

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