西日本&九州横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第3回)

おはようございます。カメさんです。

2018/9/1(2日目) 長野~塩尻

篠ノ井線・中央本線を走る列車。左がワンマン運転が可能なE127系電車。右がかつて東海道本線でも走っていた211系電車。帯の色はどちらも信州色(水色+ライムグリーン)となっている。

長野駅にて飯田行の普通列車へと乗車。昨夜の夜行バスで完徹したせいか、発車後に睡魔に襲われる。ウトウトしている間にも列車は急高配の山を登り続けていた。列車が止まり目が覚めてもまだ駅には着いていなかったが、暫くすると列車は逆方向に向けて走り始めた。姨捨駅の『スイッチバック』である。

姨捨駅は山の中腹にある駅で、ホームから長野市街を見渡せる絶景が楽しめる『日本三大車窓』の一つに挙げられる。雨が降っていなければ写真のような景色が楽しめていたはずだったのだが…。特に夜景や月見が美しいらしい。日を改めて再訪してみたい駅だ。

その後は再びウトウト眠ってしまう。列車は松本駅・塩尻駅・岡谷駅を経由し、中央本線の辰野支線へ進んでいく。今回の旅では辰野駅で列車を乗り換え、北上して再び塩尻駅へと戻った。

元々の中央本線は辰野駅経由であった。しかし南へ大きく迂回するルートであった為、塩尻~岡谷間を短絡するトンネルが1983年に完成。その際に塩尻~辰野~岡谷間は辰野支線として切り離された経緯がある。今でこそローカル然としているが、飯田市にリニア中央新幹線が開通する頃には松本方面へのアクセス向上の為にテコ入れが入る、…のかもしれない。



塩尻駅はJR東日本とJR東海の境界駅。駅のすぐ南側では甲府&新宿方面と名古屋方面の線路が分岐している。駅のホームでは葡萄を栽培しており、特産品であるワインをPRしていた。

次の特急が到着するまで小休止。わさび菜の入った信州そばが美味しかった。

第4回に続きます。

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