中部地方縦断 乗り鉄の旅を振り返って。(第5回)

おはようございます。カメさんです。

次の途中下車は『下呂温泉』。群馬の草津温泉、兵庫の有馬温泉と並ぶ日本三名泉の一つです。

2022/11/7(2日目) 飛騨金山~下呂~高山

下呂駅から温泉街へ、早速歩いて向かいます。


温泉街の中心は、飛騨川に掛かる下呂大橋を渡った先にあります。



飛騨といえば『さるぼぼ』が有名。猿の赤ちゃんに似せたのっぺら坊の人形。安産祈願や魔除けのお守りとして親しまれています。

下呂温泉はアルカリ性の単純温泉で、化粧水のようになめらかなお湯は「美人の湯」と呼ばれて親しまれています。カップルや女子旅、家族連れに人気の高い温泉といった感じです。


せめて足湯だけでもと思い温泉街を歩いてみるものの、何だか場違いな気分に襲われてしまいます。ここは一人で来る場所ではなかったな、というのが素直な感想。

それでも! 温泉に浸かりたい。下呂大橋を渡って駅へ戻る際、河川敷に設置されている露天風呂が目に入ります。
後で知りましたがこの露天風呂は『噴泉池』と呼ばれ、かつては水着着用で入れたんだとか。しかしマナーが守られないということで、2021年12月から足湯専用に変わったそうです。


暫しの間、温泉に浸かって癒やされます。心の中に溜まった鬱憤も湯に溶けていくようだ。とりあえずこれで一満足。

再びワンマン列車に乗って移動開始。夕方になり、帰宅途中の地元学生の姿が多くなってきます。

今夜の宿泊地である高山駅に到着しました。高山は大学時代に新宿から上高地経由の高速バスに乗って訪問したことがあります。列車で訪れるのは今回が初めて。

周囲を山々に囲まれた山岳都市である高山。江戸時代の頃は幕府直轄の天領として栄えていました。木材、炭、金、鉄などの資源が豊富に存在したのが理由だと言われています。

昔カメさんが高山を訪れたきっかけは2つ。1つはTVゲーム&アニメ「.hack」をプレイした後に聖地巡礼として。


もう1つは、春日部市内のロビンソン百貨店に入っていた「飛騨の高山らーめん」。現在も全国で4店舗が営業中。
本当どうでもいい理由だと自分でも思いますが、当時飛騨高山に興味を持ったのは確かです。

ホテルへ向かう途中でJAグループ直営の飛騨牛焼肉店に立ち寄るも順番待ちの長い列。事前予約しておけば良かったな。



この日の宿は『飛騨花里の湯 高山桜庵』。和風シティホテルというコンセプト。

ロビーに置かれた高級感溢れる飛騨高山の家具の数々。春日部の高級家具店・匠大塚でも扱っているようです。春日部と高山、意外と共通点あるんじゃない?


こちらが客室内。ロビー~エレベーター~廊下~客室に至るまで全館畳敷きのホテルは中々新鮮でした。落ち着いた雰囲気で悪くないですね。

飛騨牛を求めて、夜の高山の町へ。


とりあえず飛騨牛が食べられてお酒も飲める店を見つけたので入ってみます。

地酒も良いが、ここは最近ハマっているウィスキーで。
スコットランドのブレンデッドウィスキー「シーバスリーガル」の水割り。まろやかな口当たり。

飛騨牛晩酌セットを注文。流石に口の中で溶ろけるような肉は出てきませんが、白米も付いてボリュームは中々でした。朴葉味噌が乗った豆腐と漬物ステーキは酒のツマミに◎。これなら家でも簡単に再現できそうだ。

ホテルに戻った後は、温泉露天風呂に浸かりながら夜景を楽しみます。(勿論サウナ付きの宿を選んでます。)

最後は「夜鳴きそば」を食べて〆。高山らーめんの特徴は醤油ベースのスープに細縮れ麺。昔ながらのシンプルな中華そばです。

明日は最終日。次回に続きます。

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