正月の春日部市内を散歩してきたので。(後編)

おはようございます。カメさんです。
カメラの電池が途中で切れたので、翌日改めて散策再開。今度は徒歩です。

まずは春日部駅の隣、一ノ割駅から電車に乗ります。スーパーサイヤ人発見。

一ノ割駅周辺は古い民家や商店が密集しており道も狭い。駅前には暫定整備されたロータリーがあります。

駅前の呑龍(どんりゅう)通り商店街。調べましたが、近くのお寺(円福寺)で生誕した僧侶『呑龍上人』が由来らしいです。安くて旨い酒が飲める店が多いとの情報も。

春日部駅の西口と東口は昔から線路によって分断されており通行がとても不便。行き来する為には、
 1.駅南側にある歩行者用地下道もしくは陸橋を利用する。
 2.駅北側にある開かずの大踏切を渡る。
 3.入場券を買って駅構内を通り抜ける。
の3択を強いられています。

春日部駅立体交差事業が先日認可され、これから春日部駅周辺の再開発が動き出す見込。半世紀経ってようやくです。都心にもさいたま市にもアクセス良好で土地も比較的安い春日部は住みやすいと感じますが、今の職場(川崎)への通勤は正直ちょっと厳しいです。

春日部駅の東口へ到着。日光街道の宿場町『粕壁』があったのはこちらのエリア。自分が通った県立春日部東高校があったのもこちら側。

実は駅前から出発するバスに乗車すると、千葉県関宿を経由して茨城県の境町まで1本で行けてしまうのです。何気にすごい。


駅前通りを少し歩くと古利根川。その真上にある『古利根公園橋』には麦わら帽子の少女の銅像が。かつての粕壁は水運でも栄えていたらしい。



少し戻ってメイン通りをしばらく歩く。この辺りは昔の宿場町の面影が僅かに残っている。正月なので殆ど店のシャッターは閉まっているが、そのシャッターには昔の宿場町の様子を描いた絵が描かれていた。

学生の頃よく出入りしていた老舗の中古レコード店『A-1ミュージック』。掘り出し物に出会うことが結構多かった。

『匠大塚 春日部本店』へ到着。最近世間を賑わせた大塚家具の前社長が立ち上げた新会社。日本最大級のインテリアテーマパークを標榜している。⇒もし一生もの家具を購入検討する際には行ってみようかな。買えるかどうかは分からないけれど。

建物はかつて春日部で営業していた『ロビンソン百貨店』の店舗跡を利用している。あまり知られていない百貨店だが、アメリカ・ロサンゼルスを発祥とする百貨店で、春日部の他に札幌、宇都宮、小田原の4店舗しか存在しなかった貴重な存在。高校の帰りにフードコートや映画館(ミニシアター)、書店をよく利用していたのが思い出深い。ロビンソン百貨店から西武百貨店に変わり、その後2016年に閉店してしまった。これが切っ掛けだったのかは分からないが、東口は昔と比べて大分活気が無くなってるのがちょっと寂しい。

最後にロビンソン百貨店のすぐ横にある駄菓子屋を覗いてみる。すると店内には子供が遊んでいる姿が見えた。正月も営業しているようだ。ここのおでんが美味しい。

春日部は特に目立ったものが無く自然もまだ多く残るベッドタウンです。生活に必要なものは揃うけれどやはり田舎。『都会と田舎のちょうど中間』。
街の活気が少しずつ無くなってきてるのも気になりますが、伸び代もまだあると思います。あまり既存のものに囚われず春日部ならでは特色(スポーツ充実の街・子育てしやすい街・高齢でも住みやすい街・食べ物に特化した街、宿場町の雰囲気を大きく残した街、等々)を強く出せれば街の魅力もUPするのではないかと思います。地元の人間として応援しております。

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