高尾山へ行ってきたので。(前編)

おはようございます。カメさんです。

今年の初夏、尾瀬・燧ヶ岳の登山に失敗してしまったカメさん。でも楽しかったな~。

山頂からの景色を見れなかったのは今年の心残りの一つ。もう一度登山に挑戦して登頂に成功したい。そこで昨年見たTV番組での紹介で気になっていた「高尾山」を登ることに決めます。

高尾山への鉄道アクセスはやっぱり京王線。朝の新宿駅へと向かいます。



土曜休日のみ運行、有料座席指定の『Mt.TAKAO号』に初乗車です。新宿&明大前→高尾山口駅間をノンストップで運転。最速43分で結びます。※平日には通勤ライナーも運行中。

車内の様子。長らく有料特急を走らせたことが無かった京王線にも、ロングシートとクロスシートを転換できるライナー専用車両が導入されました。


高尾山口駅前は登山客で予想以上の賑わい。年間登山者数日本一の山、快晴の日曜日で紅葉も期待できるので尚更かな。

今回利用しなかったが、駅構内には温泉施設が併設されています。登山後に汗を流してから帰れるのは有難いですね。

登山開始前に思い切って買ったモンベルのトレッキングポール。前回の反省から是非欲しかった登山用の転ばぬ先の杖。少々高かったけど末永く使えそうなアイテムです。

それでは登山開始💪😀。

山の中腹に建てられている高尾山薬王院。高尾山は霊山としても知られており、時折修験者の姿が見られます。

ケーブルカーやリフトを利用すれば山頂へ到達するのは比較的容易ですが、今回はもちろん自力での登頂を目指します。

高尾山登山コースのマップ。今回は上りを6号路、下りを4号路経由1号路で進むことに決めます。

ケーブルカー&リフト乗り場左手の舗装路を進みます。

途中から砂利道へ変わりますが、傾斜はそれほどきつくないです。

歩き始めて間もなく注目したのは、滝の音と小さな社。遠くからは法螺貝を吹く音も聞こえてきます。

どうやら修験者がここで滝行を行うようです。

この先は沢に沿って山頂を目指します。水の流れる音に気も紛れて意外と歩きやすい。


木の根や濡れた路面に足を取られないように、トレッキングポールを活用しながら進んで行きます。

木に生えているのは、以前白神山地でも見掛けた「ツキヨダケ」。毒キノコです。

この樹皮は「杉」ですね。

「ヨメナ」というキク科の野草。若葉は食用になります。天ぷらで食べたい。

沢から離れると傾斜がキツくなってきます。登山道は綺麗に整備された階段に変化。段数は383段。山頂手前の試練です。

階段を登り切った後、ベンチで一息。キツかったけど、尾瀬・燧ヶ岳の時はもっとキツかった。登山はメンタルも強くさせるのかもしれない。

カラスに関する看板。都会カラスと山カラスは鳴き声も違うのか。知らなかった。

そして山頂へ向かいます。何だか急に人が増えたような??



標高599m。高尾山頂に到着。すごい人の数。紅葉よりも人の多さが気になってしまう。

自販機やレストランは山頂特別価格にて営業中。お昼時だったので行列です。

展望台からの景色。あいにく富士山は雲に覆われていて見えませんでした。

もう少しのんびりしたかったけれど、下山してから昼食タイムを取ることに決めます。後編に続きます。

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