夜行列車で行く尾瀬散策の旅(後編)

おはようございます。カメさんです。  ⇒前編はコチラ

夜行列車を利用して早朝の尾瀬へ。今回は日帰りの予定。時間の許す限り散策します。

今回考えていた散策コース。沼山峠~大江湿原~尾瀬沼を経て、東北で最も高い山である『燧ヶ岳(ひうちがたけ)』を越えて御池ロッジへと向かう。日帰りも不可能ではないコースなのだが、後半になるにつれ中級&上級コースとなるのが不安要素。

尾瀬沼周回コースの浅湖湿原で見つけた『長英新道経由 燧ヶ岳』の分岐看板。ここからは中級者コースの登山道へ入ります。

残雪の残る薄暗い森の中を歩いて行きます。油断するとどこを歩いているのか分からなくなりそう。

木道も設置されているのだが、雪に覆われてよく見えない。雪を踏み抜いて転倒する恐れもあるので慎重に歩きます。


コースを外れない為の目印であるピンクのリボンを見失わないように歩きます。これが無かったら多分、迷っていたかもしれない。

倒木の上にキノコ発見。今回もGoogleレンズ機能で遊んでみる。
このキノコはカンバタケ。毒キノコではない。肉厚だが固すぎて食用には向かないらしい。
※Googleレンズは電波の届かない場所では使えないので注意したい。

雪以外にもぬかるみ箇所が多数存在。靴の中もすでに濡れてしまっている。転ばないよう慎重になり、中々思うように前へ進めない。

途中で拾った太い木の枝を杖代わりに。少し楽になった。登山用トレッキングポール(杖)は持ってきた方がよかったなぁ。

登るにつれて、一層険しさを増してくる登山道。時計を見て想定よりもペースが大幅に遅れていることを実感。

急斜面と残雪が行く手を阻む。滑りそうで歩くのも怖い。

ここで無念の登頂断念を決断。元来た道を引き返すことに。

この雪がなければ登頂できていたと思っている。6月上旬では時期が少々早すぎたようだ。山を舐めてはいけないな。

6合目付近で尾瀬沼をバックに記念撮影。標高の高い所まで登ってきたことを実感。


さらば尾瀬沼。さらば大江湿原。帰りのバスが出発する沼山峠に向けて黙々と歩きます。


ちょうど発車間際だったバスへ駆け込み、尾瀬を後にします。


日本一人口密度の低い市町村である檜枝岐(ひのえまた)村にある道の駅で途中下車。まずは温浴施設『アルザ尾瀬の郷』で温泉に浸かってリラックス。

そして遅めの昼食。

檜枝岐名物である裁ちそば。

岩魚フライ定食。

ふきのとう、舞茸、岩魚の天ぷらが乗った檜枝岐天丼。山の幸を存分に、食べ過ぎた…。



さらにバスと電車を4時間掛けて乗り継いで都内へと戻ったのでした。車内では疲れてずっと眠りっぱなし。やっぱり尾瀬は遠かった。

しかし登山も楽しいなぁ。また挑戦してみようかな?折角登るのなら山頂まで行きたいですよね。

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