関東の通勤ライナーに乗ってきたので。~東武・小田急・西武~(前編)

こんばんは。カメさんです。
最近どうも「鉄」分が不足しています。鉄道の話題をしているとウズウズしているのを感じる。


最近関東では、着席サービスによる快適通勤をウリにした『通勤ライナー』が増え始めています。
例えばJRの東海道本線では以前から平日朝夕時間帯に『湘南ライナー』を多数運行しています。520円で確実に座って都内へ出入りできるので乗車率も上々。ライバルは東海道新幹線です。但しカメさんの職場最寄りの川崎駅や横浜駅は通過なので、普段乗る機会はあまりなかったり…。

※2021年3月に湘南ライナーは廃止となり、その代わりに特急「湘南」が運行されるようになりました。事実上の値上げのようです。湘南ライナーとして走っていた上写真の215系電車も廃車になったそうです。




着席保証はありませんが、上野東京ラインの列車に設置されている『グリーン車自由席』の方が自分には便利だったり。疲れている時などは利用しています。

鉄道各社が将来の人口減を踏まえ、快適な移動手段=通勤時の着席サービス提供による収益UPに取り組み始めているのが分かります。今回は鉄道各社の通勤ライナーへの乗車を目的とした旅について書いていこうかと思います。

1.東武東上線 TJライナー

朝6時の川越駅へ到着。川越駅はリニューアル工事が進行中。


歩行者デッキへの屋根設置が進んでいる。大学時代(2000年頃)に川越駅はよく利用していたが、当時とは少し雰囲気が違います。


券売機にてライナー券を購入後、東上線の改札内へ。乗車時間までの間、下りホームの立ち食い蕎麦屋にて朝食タイム。


路線図を見てみる。TJライナーは川越を出るとふじみ野駅へ停車し、その後は池袋駅までノンストップ運転です。


他に『Fライナー』なる系統も。和光市駅から東京メトロ副都心線・東急東横線を経由して横浜の元町・中華街まで急行運転。特急料金は不要で、約30分間隔で運転されています。



発車時間が近づくと、上りホームの一角に乗車の列が現れました。その先ではライナー券確認の係員チェックが。スマートフォン画面を見せている人も見掛けたので、チケットレスサービスが有る模様。


早速車内へ。座席の向きを縦向き⇔横向きへ切替え可能なライナー用の車両。



座席上部の棚に番号が割り振られているので、指定された席へ座ります。川越→池袋の座席指定料金は470円でした。


ふじみ野駅を出発した時点で座席は9割以上埋まっていました。車内に立ち客がいないので圧迫感もなく快適な時間を過ごせました。
TJライナーは2008年から運行されており、東上線ユーザーへサービスが十分浸透していると感じます。
座席はリクライニングなし、テーブルやカップホルダー、アームレストもなし。あくまでも着席サービス特化ですが、それでも多くの利用者がいます。鉄道各社が通勤ライナーに力を入れるのも分かる気がします。


約30分で終点・池袋駅へと到着。次の通勤ライナーに乗るべく移動開始です。


おまけ。JR池袋駅の構内で見掛けた作業ブース。防音とかもしっかりしていて仕事も捗るのだろうか?少々気になりました。

後編に続きます。

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