高尾山へ行ってきたので。(後編)

おはようございます。カメさんです。  ⇒前回はコチラ

山頂の人混みから逃げるように下山開始。帰りは4号路を経由することに。
10月末時点では山頂付近も緑が多く、紅葉を楽しむには少し時期が早かった感じです。


しばらく森の中を歩きます。左側は斜面なので滑落しないように、すれ違いの際は注意が必要です。

家族連れの姿も多いです。子供達が「マジカルバナナ🍌」(昔TV番組で流行した 「○○といったら●●」って答えるやつ)で遊んでいる姿に軽い衝撃を受けました。最近また流行しているのか? 連想ゲーム。脳トレにも良さそうだな。

やがて正面に吊り橋「みやま橋」が見えてきました。 ⇒今回4号路を選んだ理由。

しっかりした作りの吊り橋ですが、今回も適度に揺れてくれました。こうでなくちゃ。

橋を渡った後は少しだけ上り坂。

やがて1号路へ合流しました。高尾山薬王院の入口である浄心門です。(今回は参拝せずにそのまま下山)


さる園・野草園の前では、さるのパフォーマンスが行われていました。

一番難易度が低いとされる1号路。車も走れるように路面舗装されているのが特徴です(都道189号に指定されている)。登山というよりも観光コースといった赴き。少々物足りないかな。

道途中の展望台からは都心方面を見渡すことができました。

誰か(=勇者)が「ヤッホー」と叫びましたが、無情にも声は返ってきませんでした。

「やまびこ」は、山や谷に向かって音を発すると反響して音が返ってくる現象ですが、発生にはいくつかの条件があり、音をぶつける対象が固く大きな物体であること、対象まで約300メートル程度の距離で障害物がないことなどが必要です。

以上、四国中央市 HPより抜粋。

山の中であれば必ずしもやまびこが返ってくる訳では無く、一定条件が揃った場所で行う必要があるみたいです。ちなみに条件さえ揃えば、山の中では無く市街地でも声は返ってくるらしいです。

ソフトクリームを食べながら小休止。山麓まではもう少しかな。

ケーブルやリフトは利用せずに1号路を下っていきます。舗装されて固い急斜面の坂道は足への負担が大きいです。上ってくる人の表情を見ててもキツそう。ここは初心者向けじゃないかも…。

山麓まで戻った後、表参道沿いの蕎麦屋にて遅めの昼食タイムです。

高尾山名物といえば「とろろそば」。食物繊維を摂取すべく、今回はきのことろろそばを堪能します。歩いた後の食事はやっぱり格別です。

デザートに熱々の「蒸しまんじゅう」を買って食べ歩きます。やっぱりこしあんに限りますね~。


続いて、高尾山口駅前にそびえ立つ「トリックアート美術館」に入ってみることに。

館内には様々なオブジェの数々が。しかしよく観察すると、

壁が手前に出っ張っているように見える「騙し絵(トリックアート)」でした。

トイレの扉にも騙し絵が。(こっち見ないで。)

以前遊んだ地下謎のような謎解きゲームをしつつ、館中を散策します。


どれが騙し絵で、どれが次の部屋へ進む扉なのか? 疑心暗鬼の状態。



騙し絵を利用したインスタ映えするユニークな写真撮影を楽しむこともできます。

見る角度によって街の景色が変わる不思議な絵。単純なトリックなのだけれど、これも面白い騙し絵。ああ脳が活性化されていく感じ。

謎を解いて金庫の鍵を開けると…

どうやらクリアできたみたいです。面白かった~。

美術館を出ると既に日も暮れ始めていました。京王線に乗って帰ります。

高尾山は家族やカップルで一日中楽しめる「観光地」ですね。本格登山するなら高尾山頂から更に先(小仏峠~相模湖、陣馬山方面)へ歩いてみるのもまた一興です。
来年以降も徐々に難度の高い山へ挑戦しながら、登山のスキルアップを図っていこうかなと考えています。

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