秩父札所めぐりへ行ってきたので。(前編)

 こんにちは。カメさんです。

最近またまた体重が増えてしまいました。糖質制限も重要ですが、やっぱり運動習慣が未だ根付いていないのが大きいと感じます。基礎体力がさらに落ちてきています。

家の中でも運動できるフィットネスバイクスクワットマジックヨガなど、色々手を出していたものの習慣化には至らず。カメさんは今、風を感じながら、景色を楽しみつつ、運動できる「自転車」に再注目しています。運動習慣を根付かせられるとしたら、一番の有力候補かなと考えています。



梅雨明け発表タイミングが仕事休みであったカメさん。思う存分、自転車を漕ぎたいと思いました。そこで向かったのは秩父です。

四国八十八ヶ所のようなお遍路体験ができる場所が近場にないか?調べてみると、埼玉県秩父に『秩父三十四所観音霊場』なるものを発見。実は以前から注目していたのでした。

そこで今回は西武秩父駅前でレンタサイクルを利用し、8時間でどれだけ札所(ふだしょ)を回れるかチャレンジしてみることに。ルールは1番⇒34番まで順番に回ることのみ。

早速一番札所へ向かって、彩甲斐街道(秩父往還)沿いを走り始めます。埼玉~山梨をつなぐ幹線道路なので、大型車の通行が多くて怖いですね。秩父盆地に広がる市街地には商業施設や飲食店も数多くあります。

四方は秩父山地に囲まれており、市街地をちょっと離れると写真のような自然あふれる風景に変わってしまいました。

彩甲斐街道を外れて山道を登っていきます。途中で札所一番の看板を発見。

昨年自転車で出掛けた際には、途中で足が攣(つ)ってしまい酷い目に遭っています。今回も険しい山道が予想される上に長時間走る見込み。
そこで人生初の『電動アシスト自転車』に乗ってみることに。これは正直、快適の一言でした。バッテリーが無くなるとただの重たい自転車だと聞いて心配していましたが、8時間程度ならリチウムイオンバッテリーは全然余裕。電動アシスト有とはいえペダルは漕ぎますし、ちゃんと運動してます。

◎札所一番 四萬部寺(しまぶじ)

今回は参拝ではなく運動が主目的。御本堂を参拝したらサクサク次の札所へと進んでいきます。

札所一番~二番へ向かう道が工事中。大きく迂回することに。強行突破を試みようとしたが、警備員の方に止められてしまう。無念。

やがて案内看板を発見。お寺まであと2.5km。


札所二番への参拝路は今回の札所めぐりの中でも有数の険しさでした。電動アシストがなかったら早々に挫折していたかも。清流の音と竹林に癒やされたのがせめてもの救いです。

◎札所二番 真福寺(しんぷくじ)

帰りは下り坂なので爽快!と言いたいですが…。電動アシスト自転車は重い(25~30kgある)ので下り坂で特にスピードが乗りやすかったです。プレーキの効きも今一つなのですごく怖かった。折角の電動なので、電車やハイブリッド車のような『電気回生ブレーキ』が欲しくなりますね。

◎札所三番 常泉寺(じょうせんじ)


一輪だけ、蓮の花が咲いていました。蓮の花は夏が見頃です。

◎礼所四番 金冒寺(きんしょうじ)  巨大なわらじ。

◎礼所五番 語歌堂(ごかどう) 

横瀬(よこぜ)町の田んぼの中を走り続けます。正面には『武甲山(ぶこうさん)』の頂き。セメント原料である石灰石の特産地として年々削られ続けている異容な姿の山。秩父の繁栄の象徴(シンボル)です。

◎札所六番 卜雲寺(ぼくうんじ)

◎札所七番 法長寺(ほうちょうじ) 

『秩父札所サイクル巡礼』と書かれた看板にここで気がつきました。昔挑戦したスタンプラリーのようなもので、抽選で商品が当たる可能性もあるらしい。どうせならエントリーすればよかったかな。でも今更だよな。

◎札所八番 西善寺(さいぜんじ)


武甲山の麓には、石灰石を始めとする鉱物資源採取基地が存在します。

労働者向けと思われる集合住宅もありました。かつて訪問した『夕張』も、ここと同じように栄えていたのでしょうか?

◎札所九番 明智寺(あけちじ)

◎札所十番 大慈寺(だいじじ)


◎札所十一番 常楽寺(じょうらくじ) …再び秩父市へ入った所で、少しバテてきた。

水分補給の小休止の最中、遠くで『音』が聞こえました。武甲山でダイナマイトを使用する際の発破音です。発破のタイミングは毎日12時30分。スタートから間もなく4時間が経過しますが、参拝できたのはまだ1/3。果たしてどこまで回れるのか?

後編に続きます。

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