葬儀について振り返ってみたので。(後編)
こんにちは。カメさんです。 ⇒前編はコチラ。
引き続き、葬儀の流れについて振り返っていきます。
葬儀は近隣の葬儀会場にて執り行われました。一日葬なのでお通夜は省略されますが、近親者は葬儀会場の一室にて、故人と共に一夜を過ごすこともできるようです。
葬儀会場の入口で受付を済ませ、まずは祭壇の前で故人と対面します。棺の中には思い出の品々も一緒に飾られています。
別室にて告別式の開始を待ちます。途中でお坊さんが到着したのでご挨拶。お布施を渡すと共に、お礼の言葉を述べます。お布施の金額は「お気持ちで」。
お布施には、読経、戒名、お車代、等の費用が含まれます。
読経の最中に、祭壇の前にて「お焼香」。 ※真言宗の場合。
1.まず席を立ち、祭壇の少し手前まで歩いて移動する。
2.喪主&親族と弔問客に一礼する。
3.故人に向けて一礼し、祭壇の前へ一歩進む。
4.右手の3本指(親指&人指し指&中指)で抹香(まっこう)をつまんで額へ押した後、香炉にくべる。この所作を3回繰り返す。
5.故人へ向けて合掌し、そのまま後ろへ一歩下がり、一礼する。
6.喪主&親族と弔問客に一礼し、席へ戻る。
「よい香りを捧げることによって、自らを清め、仏様や故人様に敬意と感謝を表す」のがお焼香の目的。しかし細かい形式にとらわれず、故人を偲んで行うことが大事です。
読経を終えると、お坊さんから「戒名」を授かります。戒名は白木位牌に書かれており、四十九日法要までに本位牌を作製します。
「戒名」とは仏弟子となった証として送られる名前の総称です。元々は出家した際に授けられる名前ですが、死後である葬儀の際にも授かるようになりました。
霊柩車へ棺を運ぶ際は、参列者が協力して行います。豪華な装飾の付いた霊柩車ではなく、見た目普通のミニバンだったのがちょっと意外でした。
昔、霊柩車を見たら親指を隠すように言われましたが、知らぬ間に霊柩車が近くを走っていることもあったのかも。
参列者も車に分乗して、霊柩車に続いて火葬場へ移動します。
子供の頃に祖父母が亡くなった時は涙が止まらなかったが、今回涙は出なかった。何が違うのか?よく分からない。自分が冷たい大人になってしまったのだろうか。
(参考)知っておきたい葬儀の知識HP
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