戸田近辺のおいしいラーメンは。その5 ジロリアン編

おはようございます。カメさんです。

ラーメン通であれば一度は聞いたことがある(と思う)お店『ラーメン二郎』。東京近郊を中心に展開するラーメンチェーン店。クセになる濃厚な豚骨醤油のスープ、太麺に肉厚チャーシューが基本形。(細麺や塩味スープ、つけ麺や汁なし麺を提供する店舗もある模様)横浜家系ラーメンとも異なる、ガッツリ系のラーメンです。

カメさんが初めてラーメン二郎を食したのは大学時代の頃。友人に誘われ、品川オフィス街の一角にある店舗前の行列に並んで食べました。とても綺麗とは呼べない店内に入ると、豚骨スープの脂の匂いが充満しています。真剣にラーメンを作る職人と、提供されたラーメンを黙々と食べる客の姿。客層もサラリーマン&学生中心でほぼ男性客のみ。ここがラーメン屋ではなく「二郎」であることを思い知らされたのでした。
カメさんが入ったことがあるラーメン二郎は、品川店と京急川崎店のみです。

まず特徴的なのが麺の量。普通盛でも他のラーメン店の大盛以上のボリュームがあるので、そんなに量を食べない場合は食券を渡す際に「麺少な目で」と注文するのが正解。⇒それでも充分なボリュームがあります。店舗によっては麺の固さも注文できます。

トッピングの注文方法も独特。ラーメンが提供される直前に「ニンニク入れますか?」と聞かれたタイミングで、野菜や油の量、ニンニクの量、味の濃さが細かく注文できます。

用語)ヤサイ…野菜(キャベツ&もやし) ニンニク…刻みニンニク アブラ…背脂
   カラメ…味濃いめ ウスメ…味薄め マシ…多めで マシマシ…とても多めで 

例題)「ニンニク入れますか?(=トッピングどうしますか?)」
   ⇒「ヤサイマシマシで」…野菜大盛で。
   ⇒「ニンニクアブラ抜き、カラメで」…刻みニンニクと背脂抜き、味濃いめで。
    ※但しスープにもニンニクは含まれている。
   ⇒「お願いします」…刻みニンニクありで、他トッピングは普通の量で。
   ⇒「ニンニク抜きで」…刻みニンニクなしで、他トッピングは普通の量で。

ラーメン二郎に影響を受けたラーメン店も多数出店している。これらのお店は「二郎インスパイア系」と呼ばれる。
先日東京都内の環七通りをドライブしていた際、行列のできているラーメン店を見掛けました。店名についてネットで調べてみると二郎インスパイア系のお店であることが分かり、ふと食べたくなりました。

そんな訳で、同じ系列のお店へ仕事帰りに立ち寄ることに。上野東京ラインの尾久駅から徒歩圏内にある『ラーメン富士丸 明治通り都電梶原店』へ。運よく店舗外に行列の姿はなし。そんなに待たずに食べれるチャンス。

店舗外の自販機には「黒烏龍茶」がラインナップ。体調が良くない時に二郎系のラーメンを無理して食べると、胃袋が脂でやられます。黒烏龍茶は脂の吸収を抑えてくれる。


富士丸ラーメン(普通盛)…850円  ⇒緊張していたのか、ピンボケ写真になってる…。

ヤサイ増しとアブラ増しは別途有料。麺少な目を注文すると、値段は変わらないがトッピングを一つ無料でサービスしてくれる。今回は生卵にしたが、このお店はアブラが絶品らしい。次は是非トッピングしたい。
スープはやや甘めの味付け。トッピングの刻みニンニクが粗削りで辛旨い。麺のボリュームは流石の一言。そして豚肉のカタマリ。
⇒それでもペロリと完食。幸せな気分のまま、テーブル周りをおしぼりで拭いて退店

注意点として二郎系のラーメン一杯で1500~2000kcalはあるという話。これは成人男性の2/3日分のカロリーに相当します。二郎系ラーメンをガッツリ食べる際は、一食抜く位で丁度良いかもしれません。





2020/3/14 追記

みぞれの降る寒い日の夜、再び行ってきましたラーメン富士丸。今回は北大通り・王子神谷にある本店へ。今回は行列にも30~40分並んだ。
富士丸ラーメン…900円 どちらも麺少なめ。手前がヤサイちょい増しで、奥がヤサイ増し。ヤサイは予め茹でてあるので柔らかくて食べやすい上、スープがよく染み込む。

豚カス(少量チャーシュー)入りアブラは別皿にて提供。固めの縮れ麺をアブラに浸けて食べるスタイルで。旨い。



2021/4/1 追記

東京駅丸の内北口改札のそば、中央線ホーム下にある『ラーメン雷 東京本丸店』。こんな場所でも二郎系ラーメンが食べられることに最近気がついた。本店は北松戸にあるらしい。

雷そば(ミニ)…900円 (もう若くないので、大盛りなんて注文できません。)

特筆すべきは朝8時から営業していること。夜勤明けにラーメンをガッツリ食べたい気分の時に重宝しそうだ。

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