各停電車で行く宇都宮散策の旅。(後編)

おはようございます。カメさんです。宇都宮散策の後半戦となります。

宇都宮市のメインストリート「大通り」。片側3車線で交通量多く、路線バスが高頻度で運行されています。今回お目当ての観光地へは路線バスで向かうことに。



食後だったので乗車したバスの中でうたた寝。危うく乗り過ごす所だった😓。
宇都宮市街地から立岩行きバスに乗車して30分位。資料館入口バス停で下車。


大谷石(おおやいし)の地下採掘場跡地を見学できる「大谷資料館」に到着です。

昨年は「大谷翔平」フィーバーで盛り上がったし、ここの観光地もきっと恩恵を受けているだろうと勝手に確信。



入口にある資料室には、大谷石の採掘に関する資料が展示されています。

大谷石は柔らかくて加工しやすい石材として、8世紀(飛鳥~奈良時代)の頃から主に建材として使用され始めたとされる。流紋岩(火山のマグマが固まってできた火成岩の一種)の一種です。

ちなみにJR宇都宮駅前にある餃子像も大谷石で作られています。

早速階段を降りて、採石場跡地へと入ります。


現れた巨大な地下空間は、さながら神殿ダンジョンの雰囲気。更に奥へと進んでいきます。

この日の坑内気温は5℃。地上より少しヒンヤリ&ジメジメしている感じです。年間を通して涼しいので、天然の冷蔵庫としても活用された実績があるそうです。

何やら赤いライトが見えたので、早速向かってみます。

フラワーデザイナー・假屋崎省吾の作品がライトアップ展示されていました。



ここ大谷採石場跡地は、映画やTVドラマ、イメージビデオの撮影ロケ地として度々登場することで知られています。

「天国と地獄」を連想。上には地上の光。下の水溜まりに鉄の棘のような物が刺さっている。

壁に整然と刻まれた線は、採石の際に機械で切り出した跡です。

壁に映った巨大な自分の影を記念撮影。

地下アジトのイメージ。ここでロケ撮影できたら楽しいんだろうなぁ。

見学コースとして開放されているのは、全体の1/3程度なのかな。

係員に撮って貰った写真。餃子が眩しいぜ。



地上へ。よく見ると周辺の岩々にも採掘跡があるのが分かりますね。

帰りのバスが到着するまで少し散歩。大谷景観公園にあるダイナミックな大谷石の奇岩群。

大谷石で作られた大谷観音は木曜定休の為見られず。すぐ近くに平和観音があったらしいが、気づかずスルーしてしまった…。


やってきた宇都宮駅行きのバスに乗車します。

再び駅前のアーケード街へと戻り、夕食タイム。

悩んだ挙げ句、宇都宮餃子を複数楽しめるスポットである「宇都宮餃子 来らっせ」へとやってきました。


ハイボール片手に、焼餃子・水餃子・スープ餃子、計三皿を平らげます。
埼玉のぎょうざの満州も美味しいけれど、宇都宮餃子も負けないくらい美味しいです❗

最後に「イチゴ牛乳」をイッキ飲みして〆です。



再び東武線に乗って帰路へ着きます。

思えば小学生の頃に電車旅が楽しくなりはじめて、春日部から初めて一人で遠出してたどり着いた終着駅が「東武宇都宮駅」だった気がする。ここはカメさんにとって乗り鉄のルーツだと思うんですね~。

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