奥鬼怒・川治温泉日帰り湯治の旅(後編) 

こんばんは。カメさんです。

鍋焼きうどんの後はいよいよ温泉へ。鬼怒川の支流、男鹿川沿いに位置する源泉かけ流しの日帰り温泉『薬師の湯』。無色透明の単純温泉。混浴風呂もありますが水着やタオル巻きでの入浴はNGらしい。人影はなし。

入浴料510円を払い、建屋内の内風呂へ。窓から川沿いの景色も一望できる半露天風呂といった感じ。
平日昼間なので貸切り同然かと思われたが浴槽には先客が。地元のおじいさんだった。挨拶を交わし世間話。その後、湯船に浸かりしばらく静かに寛ぐ。

再び川治湯元駅から電車に乗って南下開始。途中鬼怒川の東武ワールドスクエアや日光江戸村にも立ち寄りたかったが、1時間では十分楽しめないと判断して取り止め。日差しが暖かかったのでうたた寝モード。

降りたことの無かった上今市駅で下車してみる。駅を降りてすぐ現れるのが『日光杉並木』です。



小倉(例幣使街道)・大沢(日光街道)・大桑(会津西街道)~今市~日光の35㎞に及ぶ杉並木街道。その距離は世界最大でギネス認定もされている。江戸時代に徳川家康を祀る日光東照宮の参道へ、徳川に仕えた松平正綱が杉の苗木を植えたのが始まり。一度はこの道を歩いて日光東照宮を参拝したいものです。

杉の木にはネームプレートが入っているものがある。
街道の横を走る車の排気ガスや宅地開発により年間100本ペースで杉の木が枯死している為、杉のオーナー制度を導入し樹木保護の活動基金としている。

隣の下今市駅まで徒歩移動。駅舎外観もSL大樹運行開始に合わせ昭和風に改築されており、以前と雰囲気が随分違う。



旧跨線橋ギャラリーには復刻した昭和のポスターが並ぶ。デラックスロマンスカー、一度は乗ってみたかった。



特急発車までの待ち時間、駅構内のSL機関庫と転車台を見学。

日光金谷ホテルのパンを手土産に、特急で家路へ。

目的だった川治温泉は十分堪能したものの、日光・鬼怒川エリアは色々見所多く、一日で周るには時間が足りない。
JR・東武直通特急は便利なのが良く分かったので、休日利用して繰返し散策するのも楽しめそうですね。

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