革製品のお手入れ方法は。

おはようございます。カメさんです。
年末なので自宅のお掃除中。先日買ったコードレス掃除機が大活躍です。

タンニン鞣しの革製品を扱うにはメンテナンスが重要。手入れ用具をホームセンターにて買い集めてきました。

一つ目は『馬毛ブラシ』。⇒日々の手入れはこれで表面をブラッシングするだけで十分
毛先が細くて柔らかく、革に傷が付きにくい上に隅までホコリ汚れや手垢を取り除けるのが特徴。豚毛ブラシだと毛先が固くて力を入れ過ぎてしまうと傷つける恐れがあるので。

二つ目は『保革ワックス』。革製品に定期的に塗布して保湿と栄養を与えることにより、艶出し、カビ防止、撥水効果が得られる。新品の革製品には最初に必ず塗っておきたいもの。
今回選んだのはドイツの『ラナパー レザートリートメント』という保革ワックス。天然素材のみを使用した無臭のワックスなので有害性もない。説明書には10日に1回塗布するように書かれていたが、自分は面倒臭がりなのでとりあえず月1回塗布するのを目標にしてみる。

まずは馬毛ブラシで汚れを取り除く。
付属のスポンジに少量のワックスを付け、革製品にワックスを薄く延ばしながら塗っていく。但し、塗りすぎはNG。表面がべたべたになってしまい色ムラの原因に。

とはいえ、どの位塗れば良いのか自信無かったので最後に柔らかい綿布で乾拭きを実施。うーん、確かに艶が出た気がする。

他にも注意すべきは、水に濡らさないこと、日光直射での保管を避ける、乾燥させる時は日陰の風通しの良い場所で(高温のドライヤーは変形の恐れがあるのでNG)。
そして何よりも、毎日使い続けることが大切。使い込むことで手指の油を吸収して艶が出る、表面の細かい凸凹が滑らかになる、色味が変化してくる、カビの発生も抑えられる。経年変化を楽しむのが革製品の醍醐味ですからね。

最低でも10年は使い続けたいですね。

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