大阪・関西万博へ行ってきたので。(後編)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。大屋根リング内の中心に位置する8つのシグネチャー・パビリオンはテーマに即した展示を行う万博の目玉。
今回カメさんは事前予約せずに万博を訪れましたが、シグネチャー・パビリオンは1つだけでも予約してでも見るべきだったかな。これから行く人には事前予約を是非オススメします。

シグネチャー・パビリオンの一つ「いのち動的平衡館」。いのちとは何かを考え、生きることの意味と希望を再発見する体験ができるらしい。


まるで四次元怪獣のような建物「null²(ヌルヌル)」は外観のインパクト抜群。デジタル化された身体との対話を体験できる。万博でも人気上位のパビリオンです。

大屋根リング内中央に位置する静けさの森。来場客が大勢いて全然静かではなかった。ここで子連れ客が遊んだり学生達がお弁当を食べているのが印象的でした。
徐々に来場者数も増えているらしく、5月下旬の平日昼でもそれなりの混雑でした。暑くなる前に早目に来場したのは正解だったかも。

連日夜のクライマックスで水上ショーが開催されるウォータープラザ。しかし最近のニュースによるとレジオネラ菌が繁殖して開催中止になってしまっている模様。ユスリカの大量発生といい、海水を使用していることと気温上昇が関係しているのは間違いなさそう。

カメさんは乗り物好き。今建設中のリニアとか次世代の乗り物には興味あります。大屋根リング下の外周に沿ってEVバスが走っており「自動運転バス」の実証試験(完全予約制)が行われています。
夢洲万博会場と駐車場間を結ぶ一般道でも自動運転バスが運行されていましたが、こちらはトラブルにより現在行われていません。

そしてもう一つ気になった「空飛ぶクルマ」。飛行機やヘリコプターと何が違うの?と思いましたが、垂直離着陸のできる次世代の移動手段の一つだそうです。オスプレイみたいなもの?


以前は万博会場の外れにあるモビリティエクスペリエンスにてデモ飛行が行われていましたが、こちらもトラブルにより現在は行われていません。新しいものに挑戦して最初から成功する方が珍しいのです。

続いてTEAM EXPOパビリオンへ。宇宙開発の最先端に触れます。軽量化された月面探査着陸機「SLIM」の1/4模型が展示されていました。

月の南極で水源探査を行う「LUPEX」の1/4模型。月に水が存在することは既に確認されており、活用の目途が付けば大きな前進。大気がなく寒暖差の非常に激しい過酷な環境である月ですが、長期滞在を可能とする月面基地の建設も技術的には可能。(但し莫大なコストが必要。)

万博会場にはサウナも設置されていました。テントサウナ「太陽のつぼみ」で地球の未来について考えたかったのですが、完全予約制で人気も高く高倍率であるらしい。

サウナタイムは諦めて、近くにある未来の都市パビリオンに入ってみます。



10年後の未来都市をイメージした展示の数々。

四足歩行型のペットロボット。外にも連れ出せるAI搭載の小型ロボットがあれば欲しいかも…。


農作業のアシストも行える汎用プラットフォームロボットの開発も進められています。

万博は未来を夢見る実験場所。ワクワクする、なんだこれは?と思える物に出会う、あるいは想像する為の場所です。かつて1970年に開催された大阪万博で登場した携帯電話も動く歩道もプレーンヨーグルトもカップヌードルも、2025年現在では既に世界に普及しています。

自動運転バスも、空飛ぶクルマも、自律ロボットも、iPS細胞も、宇宙旅行も、いずれは大衆レベルにまで普及する。そんな時代がいつかきっとやってくる。

パビリオンを出ると既に日も暮れており、雨風が強くなってきました。大屋根リングの下以外に雨除けできる場所は少ないですね。

夜にライトアップが行われる万博ガンダム。

大屋根リングの上へ。毎晩のクライマックスでは先述の水上ショーが行われた後、夜空をバックに1000機のドローンによるショーが行われます。

しかしこの日は雨風が強まった為、ドローンショー中止のアナウンスが流れました。残念無念楽しみにしてたのに💧。ショーを見たい人は天気の良い日に万博会場を訪れるのをオススメします。

万博のお土産は大阪名物の都こんぶ。そして大阪ハーブティー・ミャクミャク茶。

レモンの香りを加えた甘口ハーブティーは鮮やかな群青色。

そしてミャクミャクを模したストロベリードーナツも購入。

帰りも西ゲートから東京駅行の深夜バスに乗車。今回は0泊3日の強行スケジュールでした。疲れていたので帰りのバス車内では爆睡できちゃいましたが。

大阪・関西万博。全体的には楽しめましたが、一日ではとても時間が足りません。複数回パスを購入して何度も足を運んでパビリオンをもっと回りたいと感じましたね。
折角なら国内パビリオンにも行きたかった。日本館では火星の石が見れたらしい。やはり予約して行くことをオススメします。

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