三陸海岸縦断 乗り鉄の旅を振り返って。(第3回)
おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ。
2024/11/13(2日目) 久慈~宮古~陸中山田
三陸鉄道リアス線の旅。三陸鉄道は第三セクターの鉄道会社第1号です。
第三セクターとは ~民鉄協会HPより~
地域開発や新しい都市づくり推進のため、第一セクター(国や地方公共団体)と、第二セクター(民間企業)が共同出資して設立された事業体をいいます。
三陸鉄道リアス線は元々旧国鉄が建設していた路線です。しかし旧国鉄の経営状況悪化して全線開通前に建設中止の危機へと陥ります。
そこで岩手県と沿線自治体&企業が共同出資する三陸鉄道を設立。旧国鉄路線を引き継いだ上で残りの路線を建設して全線開通させた経緯があります。
開業当初は久慈~宮古間の北リアス線と、釜石~盛間の南リアス線に分かれていました。
東日本大震災が発生して山田線の宮古~釜石間は壊滅的被害を受けました。そして震災から8年後の2019年3月にようやく復旧した際、宮古~釜石間がJRから三陸鉄道へ経営移管されました。北リアス線と南リアス線がつながった総延長163kmの路線は、第三セクター鉄道では日本一の距離となります。
北リアス線の区間は1970~80年代に開通した高規格の路線なので、東日本大震災の被害が比較的軽微だったのかもしれません。踏切もなくトンネルや高架の連続でリアス式海岸をショートカットしつつ縦断していきます。この辺は野岩鉄道と似た雰囲気を感じます。いつものローカル線の旅とは違いますね。
宮古駅に到着。まずは駅前のロータリーから路線バスに乗り込みます。
強風の為運航を取りやめ宮古港を出て行くうみねこ丸の後ろ姿を発見。今回の旅、計画倒れが多いな😓。海の上でうみねこに餌をあげながら戯れたかった。ただそれだけなんだ…。
うみねこの鳴き声と沈む太陽。そして釣り人とのコントラスト。本州最東端・宮古の一番長い午後。
旧山田線の区間に入ると車窓も変わります。こちらは1930年代に建設されておりローカル線然としてますね。
駅近の温浴施設「うみねこ温泉 湯らっくす」にて一泊。日帰り入浴がメインですが、宿泊もできるといった感じか。
夕食は宿近くのレストランにて。山田町の名物は「牡蠣」。オススメメニューでもあったカキフライ定食を注文しました。
三陸海岸の旅はまだまだ続く。第4回に続きます。
コメント
コメントを投稿