中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第8回)

こんにちは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

中国地方横断旅の3日目が始まります。本日は観光多め。

2023/10/25(3日目) 尾道散策

オーシャンビューの客室から、朝の尾道水道を一望します。遠くには広島と愛媛を結ぶしまなみ海道を構成する尾道大橋のライトアップが見えます。

広島県の素材を活かしたホテルの朝食。じゃこ天と広島菜、瀬戸内レモンのりが美味しかった。チチヤスヨーグルトも広島発祥なのね。

チェックアウトを済ませ、午前中は尾道観光を楽しむことに。


住吉神社にある「力石」。北前船で栄えていた頃、沖仲仕(舟荷の運搬をしていた人達)が持ち上げて力を誇示したと伝わる。石の重さは200kg超に及ぶ。力石には持ち上げた人の名前が刻まれています。

尾道周辺だけでも20を越える寺院がありますが、全てを参拝する時間はない。ここは最も知名度が高く、山の上にある真言宗の寺院「千光寺」を参拝することに。



千光寺山ロープウェイ乗り場に到着。乗ろうかと思ったが時間はまだ余裕あり。朝の散歩をするのも悪くないな。ここは歩いて片道登山することに決めます。


ロープウェイ乗り場からすぐの場所にある「艮(うしとら)神社」には、立派なクスノキのご神木がありました。

やや狭い裏路地を歩いて登っていきます。すると、



どうやらここは「猫の細道」であるらしい。猫の美術館や神社が建ち並びます。

大分登ってきました。尾道市街を一望。山陽本線の東尾道~尾道付近は鉄道撮影スポットとして有名。タイミングによっては長大編成の貨物列車が走ります。

今度は「画廊カフェ」を発見。店先にいたマスターに手招きされ中へと案内される。

紹介された芸術作品と一緒に写真撮影。絵のタイトルは「落下急速」一体どんなインスピレーションから生まれた絵なのだろうか?

しかし心が若い人だった。芸術家らしくエネルギーが溢れ満ちているのを感じる。あの岡本太郎もきっとこんな感じの人だったんだろうな。

気持ち程度のお礼を渡すと、お土産のこしあん饅頭まで戴いてしまった。

そして間もなく千光寺に到着。

早速参拝。燃やすとお経が文字となって浮かぶ線香に火を付けます。

千光寺から臨む眺望もまた絶景でした。

更に登った先にある千光寺公園へ。木々の葉も紅く色づき始めていました。


ここで休憩。せとうちレモンを丸々一個使用したフローズン。10月下旬ですがこの日も暑かったです。

コロナ渦も過ぎ去り、修学旅行の学生の姿も見られました。


ロープウェイに乗って山麓まで戻ります。

尾道本通りのアーケード街を再び歩きます。

平日なので少ないですが、昼間は観光客の姿がありました。ベッチャー祭とは毎年11月初頭に開催される尾道の奇祭。

面を被った氏子が子供を追いかけ回して祝棒で叩いたり突いたりすると、頭が良くなったり子宝に恵まれたり病気にならず健康で過ごせると言われています。秋田のなまはげみたいなものか。

日本刀を扱うお店を発見。一度は真剣に触れてみたいなぁ。

尾道ラーメン店の数の多さには圧倒されますね。


駅前にあるミニシアター「シネマ尾道」では、映画マニア向けの旧作が上映されています。尾道は映画やドラマのロケ地としても有名な映画の町なのです。

さてそろそろ乗車時間。次の目的地を目指して先へ進みます。

尾道にはいつかまた来ることになるでしょう。今度はぜひ自転車でね。次回へ続きます。

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