涼を求めて~房総・勝浦サイクリング~(前編)  

おはようございます。カメさんです。

現在は大分落ち着きつつありますが、今年の夏も日本は暑かった。ここまで暑いとどこに出掛けたら良いのか分からない。

そんな時TVで見たのが、房総半島・千葉勝浦の特集。ここは気温が35℃を越えたことが直近100年間で一度も無いのだとか。同じ関東なのに本当なのかな。房総半島なら都内から電車で2時間もあれば行けるな~。ちょっと確かめてみるか。


乗り換えの為に下車した千葉駅構内は駅ナカ施設も充実して以前より格段に綺麗になっていた。千葉駅は総武本線・成田線・外房線・内房線の列車が行き交う一大ジャンクションである。

ここから外房線に乗り房総半島を南下します。


千葉駅から約1時間20分。朝の勝浦駅に到着しました。

赤い駅ピアノに目を惹かれた。こういう所でさらっと演奏できたら格好いいよな~。

他にもコロナ収束祈願の千羽鶴の折り紙が展示されていました。

う~ん。まだ暑いけど、都内よりは涼しい。気がする。駅前通りを歩いて、まずは海を目指します。


ゆったりたっぷりのーんびり♪TVCMでお馴染み。海沿いに『スパホテル三日月』を発見。こういうリゾートホテルにのんびり滞在するのも楽しいのだろうか?カメさんの旅はいつも移動三昧なのが基本なので。

そのホテルの向かい側にある『勝浦市観光協会』をまずは訪問します。

用意されたレンタサイクルがこちら。よく見たらカメさんが普段乗ってるクロスバイクと同型の色違いだ。これなら乗り慣れてるし安心ですな。

自転車に乗り街を走り始めると『朝市』を発見。石川県輪島、飛騨高山と並ぶ日本三大朝市をこれで全て制覇しちゃったな。

中々歴史を感じさせる建物。国の有形文化財に指定されている旅館らしい。現在も営業中。

勝浦市の中心に位置する『遠見岬神社』。房総半島に技術と文化をもたらしたと言われる天冨命という神様を祀る社。そのルーツは四国なのだとか。阿波⇒安房(あわ)など同音の地名が房総半島には複数存在しますね。毎年3月3日、境内の石段に飾られる『かつうらビッグひな祭り』の会場にもなっています。

入口に飾られているこの丸い縄は何だろう?これは毎年6月~7月頃に行われる『茅の輪(ちのわ)くぐり』という儀式の為のもの。輪をくぐることで厄除けや家内安全を願います。
作法が分からなかったので横を素通りしてしまった…。

~茅の輪くぐりの正しい作法まとめ~

1.茅の輪の前で一礼後、左足から輪を跨いでくぐり、輪を左周りに一周まわる。
2.茅の輪の前で一礼後、右足から輪を跨いでくぐり、輪を右回りに一周まわる。
3.茅の輪の前で一礼後、左足から輪を跨いでくぐり、輪を左周りに一周まわる。
4.茅の輪の前で一礼後、左足から輪を跨いでくぐり、正面突破してそのまま境内へ。

※左→右→左→正面、と覚えておこう。

石段を登ってこじんまりとした本殿を参拝します。



勝浦市街を一望します。潮風に乗って海鳥が飛ぶ。周囲には蝉の鳴き声、港町特有ののんびりとしたこの空気感がたまらない。

続いては勝浦漁港へ。やっぱり新鮮な海の幸は食べたい。

まぐろづけ丼の看板に惹かれて店内へ。

この張り紙を見たら普段なら引き返す所だが、ここ勝浦の暑さなら何とか耐えられそうだ。

まぐろとイカが乗った海鮮丼につみれ汁を堪能。ちょっと遅めの朝食タイム。

さらに食後にソフトクリームでも食べつつ、次の行き先を探します。

なぜ日本で2番目なのか?結局食べても理由は分からなかった。
房総勝浦散策はまだまだ続く。中編に続きます。

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