吉見百穴へ行ってきたので。
こんにちは。カメさんです。
小学生の頃、社会科見学で訪れたことのある『吉見百穴(ひゃくあな)』へ立ち寄る機会があったのでご紹介します。
江戸時代中期に発掘された、急勾配の崖一面に200基以上の横穴。「埼玉のカッパドキア」と呼ばれるのも分かる。穴の内部は住居ではなく有力者一族の墓穴であったと言われる。発掘された土器等から、古墳時代のものだと考えられている。
太平洋戦争の末期には、横穴の一部が中島飛行機の軍需工場として活用された。奥はかなり広そうであるが、崩落の危険があるらしく立入りできなかった。(以前は入れたらしい。)穴の中から吹いてくる冷たい風が心地良かった。
売店で売られていた勾玉作りセット。当時に作った記憶がある。最近は社会科見学で訪れる学生はなく、近くの学校から遠足で来るくらいなのだとか。
穴内部で自生する「ヒカリゴケ」は国指定の天然記念物。関東平野部では珍しいらしい。光を当てると反射して輝いて見える。
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