自分の好きな景色の街を求めて。(第4回)

こんばんは。カメさんです。

前回から大分時間が経ってしまいました(丸1年)が、結局まだ引越してません。でも気になる街探しは今後も続けて行きたい。新たな発見もあるかもしれないので。そして手頃な運動にもなります。

~住みたい街のキーワード  おさらい~
・『川崎駅より遠く』であること。職場に近すぎない。
・川崎駅まで『30分でアクセスできる』こと。
・『閑静』な住宅地。
・夜遅くまで空いている『駅近スーパー』があること。
・自然がある、特に『水』があること。


4.尾久(荒川区)


上野と赤羽の中間にあるちょっとマイナーな駅『尾久駅』だが、上野東京ラインの開通により利便性は向上している。(川崎駅まで乗換えなしで33分。)宇都宮線と高崎線の2路線が停車するが、尾久駅の東京方面上り始発は6時10分発。これだと朝早い勤務の時に結構ギリギリ。京浜東北線は停車しないのだが…。


実は駅改札すぐ横にある地下通路を歩くか、改札出て左手の線路沿いを歩いた所にある踏切か跨線橋を利用することで、京浜東北線『上中里駅』へ徒歩アクセス可能。所要時間15分程度。

駅に隣接する広大な『尾久車両センター』の敷地。上野東京ラインの車両や臨時列車として運行しているブルートレインがここでお昼寝している。

交通量の多い尾久駅前の『明治通り』。コンビニや飲食店はあるのだが決して数は多くはない。以前立ち寄った二郎系ラーメン店もこの通り沿いにある。そしてスーパーが見当たらない。やっぱり少々不便かな?明治通りを渡って真っすぐ進むと比較的閑静な住宅街へと入る。

住宅街を歩いていると見つけた『旧小台通り』の看板。一方通行の狭い路地を入っていく。

肉屋、八百屋、電気屋、居酒屋、道沿いに狭しと立ち並ぶ昔ながらの商店。荒川&足立&葛飾区などの東京下町では良く見る景色。昔はもっと活気があったのだろうな。これらの商店街は令和の時代をどう乗り切っていくのだろうか?

街中でよく見掛けるようになった『レンタサイクル』。散策の足として非常に便利だと思う。機会があれば利用してみたい。

商店街を抜けると都電荒川線の『小台駅』へ到着。『東京サクラトラム』という愛称が付いたらしいが、『都電』の方がシンプルで分かりやすいと思う。

都電荒川線は都内に唯一残る路面電車。昔はもっと多くの路線があったのだが、その殆どは地下鉄や路線バスへと置き換わっている。交通量の多い都心部での路面電車の運行は、道路渋滞を引き起こす原因となっていたのである。

都電荒川線が存続できたのは、走行する区間の殆どが専用軌道であり路線バスへの転換が難しかったからだと言われている。

小台駅から北上するとすぐに墨田川に到着。カメさんが求めている『水』のある景色だが…。

隅田川の向かい側、丁度荒川と挟まれた土地にもマンションが立ち並んでいる。昨年の台風では荒川下流域での氾濫は発生しなかったが、もし発生したらこの付近の地域はかなりの浸水被害が出るはず。それでも敢えて水沿いに住むのであれば、万一氾濫した場合の備えを日頃から考えておかないといけない。ある程度の覚悟が必要だ。

墨田川沿いにある『荒川遊園』へ。昔ばあちゃんに連れられて遊びにきた小さな遊園地。なのだが、現在はリニューアル工事中だった。

完成は2020年夏予定。新しい観覧車やメリーゴーラウンドもできるらしい。

またきます。

尾久駅周辺に買い物施設が少なかったのは少々残念。家賃相場も駐車場代も、都内なのでそれなりに高目か。さて、次はどこの街を歩いてみるかな?

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