こんにちは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ。
山の名前は「太」平山。町名や駅名は「大」平。現地看板にも大平山って間違って書かれているものがあるし、何だか紛らわしいな。山頂へと続く階段が現われました。ここまではウォーミングアップ。いよいよ本格的な登山の予感。
黙々と登って高度を上げていきます。登山の難易度は
登山口から山頂までの標高差で決まると実感しています。
⇒標高の高い山に登る=キツいではない。あの富士山だって5合目から登るのと1合目から登るのでは難易度も違う。
新大平下駅から最高地点までの標高差が約380m。前回の高尾山口駅~高尾山頂までの標高差が約410mなのでそれほど変わりません(しかもリフト使ったし…)。そして以前、登山に失敗した
尾瀬沼山峠~燧ヶ岳山頂までの標高差は656mでした。
稜線をたどるみちとの分岐点である「桜峠」のベンチにて小休止。ここからは登山者の姿も多く見掛けるように。
手摺りが用意されていますが、急勾配のキツい階段です。
しかしそれをものともせず走り抜ける「登山ランナー」の姿には頭が下がります。こんな山道を普段から移動していれば、足腰も心肺も精神も鍛えられるのだろうか?まさに超人だな。
手書きで小さく書かれた「青入山」山頂の文字。標高389m。木々の隙間からは下界の様子が見えました。
木々の間を抜けてさらに先へと進み、
やがて神社が現われて、
神社の裏手を登った先には、
本日の最高地点「晃石(てるいし)山」山頂の標識を発見。標高419mでした。
近くには
パラグライダーの離陸場があります。ここから関東平野に向かって飛び立つようですね。
朝から何も食べてない。関東平野を一望しながら、そろそろ食事タイムにいきましょう。
リュックから取り出したのは水筒。そして携帯ガスコンロと小型軽量ケトル。以前
アウトドアで培った知識を生かしてみます。
保冷剤入りバッグに入れて持ってきた
おむすび弁当。淹れたてのお茶と一緒にいただきます。 ⇒うん、美味しい😀
再び森の中を歩き始めます。いよいよ次は太平山の山頂へ。しかしネット情報によると、気づかず通過してしまう人も多いみたい💧。
「富士浅間(ふじせんげん)神社」の看板を頼りに歩いて行けば、太平山山頂には辿り着けます。入口には注連縄による結界が張られており、この先が神域であることを示しています。
こちらが富士浅間神社。安産の神が祀られています。
そして社殿の裏側に回ったところに太平山山頂がありました。これは確かに初見殺しの場所ですね。標高341m。
そういえばあまり活用できていませんでしたが、カメさん愛用の
G-SHOCK腕時計には高度計測機能が付いていました。久しぶりに計測してみたら、かなり正確な結果が出ましたね。
山を下っていくと程なく「太平山神社」へ到着しました。関東平野を一望する地に古くから鎮座し、天下太平を祈る社として民衆、朝廷、幕府から深い信仰を受けました。
お守りを購入。「めかごすず」。籠が災厄を払い、鈴が福を招きます。登山の熊よけ代わりにもなるかな???
遠くに筑波山が見えます。初詣しつつ、初日の出を拝めるスポットでもあるらしい。
山の上にある神社なので、参拝の際には長~い石段を登る必要があります。(近くに駐車場があり、車でのアクセスも可能)
田畑を荒らすイノシシを捕まえるための箱罠発見。箱の中に予め餌を用意しておき、入ったら箱を閉じて閉じ込める仕掛けです。
途中で道を間違え、また石段を登るハメにもなりましたが。
景勝地である「謙信平」に到着。戦国時代には
北条氏と対立する上杉謙信がここから関東平野を一望し、あまりの広さに目を見張ったと伝えられています。
ここで太平山三大名物を堪能します。
お団子、焼き鳥、玉子焼。3種の神器フル装備でいただきます。どれもできたて熱々で美味しかったです。
ここから下山開始。Googleマップを信じて進んだら薄暗い獣道へと誘導されましたよ。道合ってるのかなぁ…。
独特な形状の白い花弁をもつ、この花の名前は「シャガ」。アヤメ科の多年草で毎年春に花を咲かせます。薄暗い場所でも成長できて、暑さにも強いです。
繁殖力が高いことと、根の部分に毒性を持っているので注意が必要。ベランダの鉢植えで育てるなら面白そう。ちなみに花言葉は「反抗」。
何とか舗装された道路へと出ることができました。ショートカットだったのか…?
緑色の長~い触覚が生えてるこの虫は何?コオロギ?キリギリス?
「コロギス」という名前の、コオロギとキリギリスの中間的性質を持つ昆虫です。昼間は日陰に隠れていることが多いですが、夜になるとかなり速く動き回ります。光を当てると逃げずに群がってきます。ちなみに肉食性です。噛まれたら痛そう。
おっ、空に飛行中のパラグライダーを発見しました。太平山から飛んだのかな?
ハイエンドスマホの力で最大望遠。人がぶら下がって飛んでいるのが分かりますね。空中散歩、気持ちよさそうです。
太平山登山はこれにて終了。折角栃木までやって来たので、この後ちょっとだけ寄り道してから帰ります。
次回へ続きます。
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