こんばんは。カメさんです。
かつて乗車した「夜行急行きたぐに」は新潟~大阪を結んでいた。
飛行機や新幹線での長距離移動が主流になり、夜行列車は絶滅寸前となった現在。定期運行されているのは、東京~高松・出雲市を結ぶ「サンライズエクスプレス」のみ。東京~大垣を結んでいた東海道本線の「夜行快速ムーンライトながら」も2021年に正式廃止されたのは衝撃的でした。
他には団体専用臨時列車である「四季島」や「ななつ星」などの周遊型クルーズトレインが登場。いつかは乗りたい。
そんな貴重な夜行列車を昔から走らせている私鉄、それが東武鉄道です。「尾瀬夜行」や「スノーパル」といった団体専用臨時列車を利用すれば、早朝から尾瀬散策やスキーが楽しめます。前から一度は利用してみたいと考えていたのです。
深夜23時を回った、金曜夜の東武浅草駅。
特急列車案内の電光表示には尾瀬夜行の文字が。浅草駅は23:45発となります。
途中で車内は減光されましたが、それでも結構明るい。寝台ではないので車内で仮眠するのも一苦労。でも
深夜バスに比べれば全然快適だと思います。
野岩鉄道の終点、会津高原尾瀬口駅に到着したのは3時過ぎ。リバティ車内にて1時間程度そのまま休憩します。浅草で予め購入しておいた朝食も車内で手早く済ませます。
ここからは大型バスに乗り継ぎ。約2時間掛けて尾瀬へ向かいます。
バスから望む尾瀬の山々は、新緑に包まれていました。
終点・尾瀬沼山峠に到着。ここからは徒歩で尾瀬の中心へと進みます。
ワークマン+で購入したアウトドア装備に身を包んでいます。多少雨が降っても大丈夫です。
沼山峠~尾瀬沼へと続く木道。残雪に足を取られないように気を配ります。
所々で咲いている「水芭蕉」。6月上旬ですが、尾瀬はまだ春を迎えたばかりなのかもしれない。
峠を越えると現れた「大江湿原」の中を進んでいきます。
初夏になると湿原一面にニッコウキスゲが咲き乱れるらしい。尾瀬に来る時期が少々早すぎたのかもしれない。涼しくて歩きやすいのは良いのだが。
魚が泳ぐ小川を橋で渡ります。
やがて遠くには尾瀬沼と3本のカラマツが見えてきました。
尾瀬沼ビジターセンターに到着。尾瀬のトイレの入口には維持管理の為のチップ入れが設置されています。
宿泊もできる山小屋「長蔵小屋」。昔、学校の授業で尾瀬の長蔵小屋の話を聞いた気がする。今回どうしても来たかった場所。 隣にあった売店で、暫しコーヒーブレイクを楽しみます。
来た道を少しだけ戻り、尾瀬の奥地へと足を踏み入れます。
後編に続きます。
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