太平山に登ってきたので。(前編)
おはようございます。カメさんです。
早朝から支度を整え、いざ次の日帰り登山へ。しかし最近ちょっとした悩みも…。
地図を見ても分かるように、カメさんが今住んでいるのが「関東平野」だということ。
早朝から東武スカイツリーラインに乗って1時間40分。やってきたのは栃木県の新大平下駅。蔵の街・栃木の隣駅で、朝は近くの日立の工場への通勤客で賑わっていました。
今回のターゲットである「太平山(おおひらざん)」の山頂を目指して登山開始です。果たしてどんな景色が待っているのか?
緑が多く残る住宅街の中をしばらく歩きます。5月のゴールデンウィーク明けで、心地よい朝の陽気です。
JR両毛線の大平下駅の前を通過します。太平山への最寄りはこちらとなります。
駅前にあった「関東ふれあいの道」の看板。関東地方には160のコースが設定されているらしい。こういうのもあるのね。
両毛線の踏切を渡って北へと歩いていきます。
栃木といえばイチゴ🍓やブドウ🍇などの果樹栽培が盛んですね。遠くからはニワトリ🐔の鳴き声も聞こえてきます。のどかだな~。
途中からは山林に囲まれた遊歩道(古道)を暫し歩きます。変化に富んだ景色で飽きませんね。
遊歩道を抜けると今度は目前に池が広がりました。池に沿って道を進んでいきます。
綺麗な家。もしも今家を建てるなら、自分ならバリアフリーの平屋建てにするだろうな。
寺の入口に到着しました。平安時代に真言宗のお寺として開かれましたが荒廃し、その後室町時代に曹洞宗の寺として再興したといわれています。上杉謙信や徳川家康との関係も深い、由緒あるお寺。
本堂とを最短で結ぶ石段にはなぜか柵が。仕方なく迂回します。
この急な石段は「油坂」と呼ばれ、過去に油を盗んだ学僧がころげ落ちて死んだことがあるらしい。それからこの石段を昇降する人には災いが訪れると言い伝えられるようになったとか。
まるで宮崎駿アニメに出てくるような木のトンネルを抜けて次へと進みます。
アスファルトで舗装された林道ですが、人も車も殆ど通らず。それほどキツイ傾斜もない。遠くからはウグイスの鳴き声が聞こえてくる。深呼吸しつつマイナスイオンをたっぷり体に取り入れます。ああ生き返るわ~。
もし本格的に登山にハマったとしたら、都心よりも郊外に住んだ方がメリット大きいかなって思ってしまう。夏は暑くて冬は寒くて大変そうではありますが。
そんな条件の中で今回選んだ山は、関東平野の北端に位置します。
今回はかかしの里・ブドウのみちを途中まで歩き、稜線をたどるみちを経由して太平山の山頂まで歩いてみます。
両毛線の踏切を渡って北へと歩いていきます。
このオレンジ色の花は「ナガミヒナゲシ」。繁殖力の高い外来種で、春によく見かけるようになりましたね。毒をもっており触るとかぶれるので注意。
住宅地の中をしばらく歩きます。昔ながらの白壁土蔵を備えた住宅も僅かですが残ってましたね。
途中からは山林に囲まれた遊歩道(古道)を暫し歩きます。変化に富んだ景色で飽きませんね。
寺の入口に到着しました。平安時代に真言宗のお寺として開かれましたが荒廃し、その後室町時代に曹洞宗の寺として再興したといわれています。上杉謙信や徳川家康との関係も深い、由緒あるお寺。
この急な石段は「油坂」と呼ばれ、過去に油を盗んだ学僧がころげ落ちて死んだことがあるらしい。それからこの石段を昇降する人には災いが訪れると言い伝えられるようになったとか。
他にもこのお寺には「七不思議」と呼ばれる言い伝えがあるのだとか。怪談好きの人は是非訪れてみて欲しい。
さらに「仏足石」の上に乗り、大地からパワーを戴いて健康・健脚を祈願します。
お寺から眼下に広がる関東平野の風景。ご利益も得たしそろそろ帰ろうかな…。
お寺の境内には不動明王を始めとした十三体の仏像が鎮座していました。
お寺から眼下に広がる関東平野の風景。ご利益も得たしそろそろ帰ろうかな…。
いやいや、やっぱり頂上を目指さねば。ここからいよいよ山道へと入っていきます。後編へ続きます。


































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