近畿3府県周遊 乗り鉄の旅を振り返って。(第2回)

こんばんは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

真田幸村の史跡を巡って大阪市内を散策中。かつて真田丸があった場所であることを示す顕彰碑を発見しました。現在は大坂冬の陣当時の面影は全くありませんが、この地にて徳川方の大軍相手に奮戦し大勝利を収めたと伝えられています。

真田丸顕彰碑の近くに立地する「心眼寺」に立ち寄ります。

ここには江戸時代に建てられた真田幸村の墓が祀られています。もちろん参拝。
六文銭は真田家の家紋。赤は真田家のトレードカラーです。

その隣にはカメさんの宗派である真言宗の「興徳寺」が。こちらにも立ち寄ってみます。

四国八十八ヶ所の砂が収められたふみ石。踏めばご利益が得られるらしい。しかしカメさんはいつか将来、四国八十八ヶ所を自分で回っていそうな気がする。

三宝荒神は台所の神様。家内安全のお札も授与しているらしい。流石、天下の台所・大阪。

立派な千手観音像も建てられていました。高さ10mはあります。安産祈願のご利益があるらしい。

お寺を出た後しばらく閑静な住宅街の中を歩きます。坂道もやや多い。大阪の土地勘はあまりないのですが、ここ大阪市天王寺区は文教地区の赴きがあります(埼玉だと浦和みたい)。


大通り沿いには仏壇や墓石関連のお店が多いです(東京・浅草通りの稲荷町みたい)。やっぱり周辺に寺社が多いことが影響していそう。


近鉄大阪線の上本町駅までやって来ました。広い駅構内を有する大阪側のターミナルで一部の特急や急行、各駅停車の始発駅ですが、現在は難波や阪神電車の西九条・尼崎・神戸三宮まで直通運転しています。

次は天王寺方面行のシャトルバスに乗車して移動します。

四天王寺前のバス停にて下車。遠くには高さ300mの超高層ビル・あべのハルカスが見えます。

すでに夏本番。外は暑くて歩くと汗が噴き出してくる。自販機で購入したひやしあめドリンクで喉を潤します。


天王寺公園の中にある「茶臼山」。大坂冬の陣では徳川家康が、大坂夏の陣では真田幸村が本陣を設けた場所です。


標高26mの小さな山頂には、徳川家と真田家の家紋が刻まれていました。

大坂夏の陣では真田幸村が徳川本陣へ突撃して家康を追い詰めましたが、次第に数で圧倒する徳川軍の勢いに盛り返されて敗走。最後は壮絶な討死を遂げます。翌日には大坂城も落城して豊臣氏は滅亡、長き戦国時代が終わりを告げました。


天王寺公園からは、大阪のシンボルである通天閣もよく見えました。

ここからまた鉄道旅を再開していきます。第3回へ続きます。

コメント