中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第18回)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ


日本海側の秋景色を楽しむ、山陰本線の列車旅。


長門市駅に到着。駅構内に並び立った真っ赤な鳥居が目を惹く。

長門市内にある元乃隅神社にちなんだものであるらしい。

2023/10/28(6日目) 長門市~仙崎

次に乗車する仙崎支線の列車は1時間後。駅前に出てみると、何だか周りが騒がしいぞ…。


10月最後の日曜日の昼下がり。長門市駅前の商店街では昭和時代を彷彿させるハロウィンイベント「ナガトレトロ」が開催され盛り上がっていた。


壊れてしまった昭和の自動車や自販機、看板類が屋外展示され、昭和の雰囲気を演出しています。

スマホは勿論、携帯電話も一般に普及していない昭和時代。街の待ち合わせ場所には伝言板が設置されていました。やっぱりあったXYZの文字。


お腹も空いてたので屋台で何か食べようかと思ったが、ステージ前のスペースは既に満席。



ステージ上には昭和キャラが大集結。
松本伊代、中森明菜、ピンク・レディー、さらにはアラレちゃんも。

(46本目)山陰本線仙崎支線 キハ40系

長門市~仙崎まで僅か一駅の移動。長門市駅から小一時間あれば歩いて行けたのだが、路線図を塗り潰す目的の為には致し方なし。そして乗客は自分一人です。

仙崎駅に到着。日本海に面した小さな港町ですが…。

太平洋戦争終結後、引揚港に指定された際には41万人が仙崎に集まったのだとか。

大正末期~昭和初期に活躍し、若くして亡くなった「金子みすゞ」という童謡詩人の出身地であるらしい。ああ、やさしさがこだまする。


道の駅・センザキッチンにて遅めのランチ。海鮮丼を注文します。


食後は潮風を感じつつ日本海と雲を眺めて小休止。

仙崎から橋を渡って青海島に渡ることができます。スキューバダイビングが楽しめます。

沈む夕日を眺めながら、帰りはバスで長門市駅前まで戻ります。



長門市駅の南北自由通路から駅構内を望みます。かつてここにはSL転車台が設置されていました。現在は東武鉄道の下今市駅に移設されて活躍しています。


この日は長門市駅前のビジネスホテルで一泊。カジュアルな内装で過ごしやすかったです。長かった中国地方横断旅もいよいよ最終盤。明日が最終日となります。第19回に続きます。

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