中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第5回)

おはようございます。カメさんです。⇒前回はコチラ

中国地方横断旅が本格スタート。

チェックアウトを素早く済ませ、早朝の大阪の繁華街を抜けます。今日も一日、長い戦いが始まる。


今朝の朝食は松屋の牛丼。毎回旅先で高くて美味しいモノを食べている訳でもない。こういうのはメリハリが大事だと思っている。

でも大阪に来たのにたこ焼きを食べなかったのは久々だったかも。ちょっと心残り。


2023/10/24(2日目) 大阪~谷川~加古川~姫路


(10本目)福知山線(宝塚線) 225系6000番台

次の乗車ターゲットである加古川線に乗る為、福知山線で一旦北上します。

225系は元々東海道線の新快速用車両としてデビュー。在来線トップクラスの130km/h高速運転が可能。だが高速運転できない線区で運用する6000番台はあえて最高速を120km/hに抑えています。

篠山口駅で乗り換え。丹波地方では特に秋冬の朝に朝霧や雲海が見られます。写真は撮れなくて残念ですが、幻想的な車窓を楽しむことができました。

(11本目)福知山線 223系5500番台

篠山口から先はワンマン電車に乗り換え。

山間部のローカル駅、谷川駅にて下車します。

(12本目)加古川線 125系

125系は1両運転が可能なローカル線区向けの電車。

加古川線の末端部である谷川~西脇市の区間は一日8~9往復の運行で本数は多くない。しかしかつて阪神淡路大震災の影響で神戸付近の鉄道網が不通になった際、加古川線は迂回路線として大活躍しました。

篠山川&加古川に沿ってゆったりと走ります。

電車は落石や崩落の恐れがある特定の箇所で徐行運転を実施。線路保守作業削減の一環で運転士による目視確認が行われます。他にも因美線や芸備線などで実施。

日本へそ公園駅。西脇市にて東経135度(日本標準時子午線)・北緯35度が交差することから作られました。
但し他にも日本のへそを主張している市町村があります。山梨県韮崎市とか、岐阜県郡上市とか。

終点の西脇市駅で加古川行きの電車に乗り換えます。


(13本目)加古川線 103系3550番台

山手線、京浜東北線、中央線、総武線、etc.。かつて首都圏&京阪神のあらゆる路線で活躍した国鉄時代の生き残り、103系通勤電車。2023年現在103系が走るのは加古川線、播但線、筑肥線のみ。この電車に乗るのもこれで最後かもしれないな。味わっておこう。


加古川線の103系も体質改善延命工事(魔改造)を施されており、デビュー当時の面影は殆どありません。電車正面に追加された貫通扉。埋められた戸袋窓。追加された冷房装置。

加古川を渡って対岸へ。終点の加古川駅が近づいてきます。

(14本目)山陽本線 225系0番台 新快速

加古川で新快速に乗ると、次の停車駅は姫路です。


一部の新快速に導入された有料座席指定の「A-SEAT」。ちょっと覗いてみます。

リクライニングシート&コンセント&無料WIFI付の特急列車並の設備。全区間一律料金なので、京都~姫路間を長距離移動したい時などは快適に過ごせそうです。


(15本目)山陽新幹線 500系

姫路城を観光することなく先を急ぎます。次は新幹線に乗って時短を試みます。

東海道・山陽新幹線で最古参となる500系。デビュー時は新幹線初の最高速度300km/hを達成しましたが、現在は285km/hに制限されてます。ジェット機のように丸みを帯びたスタイリッシュなボディが特徴ですが、その分車内空間が狭く圧迫感を感じます。車で言うとクーペのような感じ。乗り心地重視のカメさんは実はあんまり好きじゃない。

次の停車駅は…? 次回へ続きます。

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