北東北3県周遊 乗り鉄の旅を振り返って。(第4回)

こんばんは。カメさんです。
前回の記事から丸2ヶ月も経過してしまい申し訳ございません。

2020/10/27(2日目)弘前城攻略


ホテルでの朝食バイキングの前に、早朝の弘前市内を散策しました。弘前は大学時代に品川から深夜バスで訪れて以来2回目。前回は雪灯籠祭りを見学した記憶があります。綺麗に整備された遊歩道を歩いて弘前城に向かいます。


この銅像には何故か笑ってしまった。りんごの名産地、弘前。


レンガ造りの古い立派な教会を発見して見入ってしまう。(日本聖公会 弘前昇天教会)



教会のすぐ近くにある、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅も年季の入った駅舎。前回訪問した時と全く変わっていない姿に愕然としてしまう。ここはまるで時が止まっているようだ。
ホームには元東急電鉄の中古車両が停車している。豪雪地帯を走るので錆に強いステンレス車両が重宝されている。


川沿いを歩いて、弘前城に更に近づく。


雪国のコンビニ。店内の温度を保つ為、入口ドアが二重になっている(風除室)。
⇒関東の人間には新鮮に見えるんです。


三の丸「東門」に到着。外堀を越えて城内へ突撃する。目指すは本丸。


場内は弘前公園として一般開放されており、市民の憩いの場となっている。広大な敷地内には博物館や植物園もあります。


弘前城の概略イメージ。城攻めを行う場合は 「三の丸 ⇒ 二の丸 ⇒ 本丸」と進軍することになる。※城によっては四の丸、五の丸もある。
その境界部には壕や強固な門、迎撃用の見張り櫓が建てられており、守りは強固。
今回は本丸へ最短距離で到達できると踏んで東門を選択した。果たして吉と出るか、凶と出るか。


三の丸。遠い春を待っている桜並木の中を進みます。城内には朝のジョギングをしている人も。


二の丸に入る手前の壕に思わぬ伏兵。 ⇒「弘前丸」からの歓迎を受ける。


二の丸への入口を守る「東内門」。最初の「東門」と同じく、1600年代に弘前藩初代藩主の津軽氏によって建築された門が現存。重要文化財です。


二の丸に到着。本丸までもう少し。


二の丸と本丸の間の壕には水が無かった。現在弘前城では石垣の大規模修繕が行われている。2023年完成予定。


本丸への入口に架けられた『下乗橋』。渡った先の受付にて入場料を払うと中に入れます。※今回は早朝だったので入れず。


受付ギリギリの位置から天守を撮影し、サッと撤収。




お帰りは追手門(大手門ともいう)から。こちらが正面入口となります。
通路は所々でL字構造となっており死角が多い。進軍側の速度を鈍らせ、迎撃しやすくする為の工夫です。


元々は『弘前城 菊と紅葉まつり』でライトアップされた紅葉を見る予定だったのが、新型コロナ
の影響を受けてイベントは中止。なので今回、早朝訪問に変更した訳である。


朝食バイキング開始まで時間があるので、弘前駅前のホテルまで再び歩きます。片道約30分の道のり。途中で朝陽も昇り、爽やかな朝の時間を過ごします。そしてこれから、五能線の旅が始まります。



おまけ。コロナ渦で気になっていた朝食バイキング。食事中以外はマスク着用厳守。会場入口にて渡されるビニル手袋を着用して、料理を取るシステムとなっていました。どうしてもマスクを外すことになる食事中、どうやって飛沫拡散を防止するかがポイントのような気がします。部屋食の方がやっぱり安心なのかな。

第5回に続きます。

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