続・自分にベストな一台が見つからないので。

こんにちは。カメさんです。

前回の記事を書いた後、車好きの友人と話をしました。車体剛性の良いセダンでおすすめはないか?と聞いた所、こんな返事が返ってきました。

「車体剛性なんて、その車格にあった剛性になるだけだよ。セダンだから良いわけではない。」

今回は車格について書いてみたいと思います。
ズバリ車格とは、自動車の格のことです。  …と言われても全然ピンとこないよ。


分かりやすく車格を分類する為に、ヨーロッパでは『セグメント』が用いられてきました。Aセグメントから始まり、Eセグメントが最も車格が上になります。

Aセグメント  (トヨタ・パッソ、軽自動車)
Bセグメント  (トヨタ・ヴィッツ、日産・ノート、ホンダ・フィット、マツダ・デミオ、スズキ・スイフト)
Cセグメント  (トヨタ・カローラ、ホンダ・シビック、マツダ・アクセラ、スバル・インプレッサ)
Dセグメント  (トヨタ・カムリ、日産・スカイライン、ホンダ・インサイト、マツダ・アテンザ)    
Eセグメント  (トヨタ・クラウン、日産・フーガ、ホンダ・アコード)


セグメント分類においては全長が長いほど車格が上になります。殆どの自動車メーカーは高級であるほど全長が長く、車体剛性、エンジンサイズ(排気量)、内装の質感が高くなるようにラインナップしています。

同一車種でエンジンサイズが複数存在する車の場合でも、極端な性能差がない限りセグメントは変わりません
例)マツダ・デミオの1.3Lと1.5Lディーゼル。

車高の高い箱型形状のミニバンの場合、セグメント分類上は格上でも走行性能は期待できません
例)トヨタ・アルファード。⇒車内空間の広さや内装の質感では格上。

カメさんの場合、Aセグ軽自動車 ⇒ Cセグハッチバック輸入車 ⇒ Bセグ国産コンパクトミニバン と乗り継いでいますが、車格を考えた場合この買い方はあまり宜しくなかったのかなと感じています。一般的に車格は人生のステップに合わせて上げていくものらしいです。例えるなら『一般社員…A.Bセグメント⇒係長…Cセグ⇒課長…Dセグ⇒部長…Eセグメント』みたいな感じ。CセグからBセグへの『ステップダウン』は特別な理由がない限りはすべきでなかったのかも知れませんね。せめてCセグメントの国産車にしておくべきだったのかも。

まとめ)車を選ぶ際の順序としては、

1.『車格』を最初に決める。
2.『タイプ』(セダン、ハッチバック、SUV、etc.)を決める。
3.自動車メーカー各社を比較して決める。(デザイン、使い勝手、etc.)

もっとも今は車を所有しているだけで贅沢だと言われるご時世です。車選びもそうですが、自分が車に乗っている理由について、もう少し自問自答してみたいですね。

コメント