東武新型特急で行く日光&鬼怒川の旅(後編)

おはようございます。カメさんです。 ⇒中編はコチラ

東武日光駅から下今市駅まで戻ってきました。ここから鬼怒川温泉へはSL蒸気機関車に乗車して向かいます。

下今市駅の構内に設置されて活躍している転車台を改めて眺めます。こちらが山口県長門市駅から移設されたものになります。

発車時刻まで駅のホームで暫し待ちぼうけ、そして。

ディーゼル機関車に牽引されてホームに入線するSL大樹。


今回乗車するSLは「C11形 207号」。JR北海道から借り受けて運行しています。特徴は正面のヘッドライトが2つ横に並んで設置されていること。通称・カ二目。

煙突から蒸気を噴出しながら発車時刻を待つSL大樹。蒸気機関車はやっぱり迫力ありますね。

客車内へ。昭和40~50年代に活躍した客車をベースにリニューアルを施しています。座席はリクライングしますが角度が自由に変更できるわけではなく、簡易的な機能となっています。昔乗車した夜行快速ムーンライトがこんな感じの座席でしたね。

下今市駅を出発したSL大樹は大谷川を渡って北上。ゆっくりと走行して景色を楽しませてくれます。


隣の車両には外の景色を存分に楽しめる展望デッキが設置されています。時には沿線住民がSLに向けて手を振って歓迎してくれます。

SLの煙突からの煙が凄いかなと思いましたが、意外とそうでもなかったですね。トンネルがあるとまた違うかもしれませんが。

乗車記念の絵はがきもGETしました。紅葉シーズンの車窓もまた良い雰囲気なのかも。


SLは鬼怒川の流れに沿って走り、鬼怒川温泉郷へと向かいます。



終点・鬼怒川温泉駅に到着です。

鬼怒川のご当地キャラである鬼怒太の銅像がお出迎え。


そして鬼怒川だけに鬼滅の刃とのタイアップ企画も行われていた。うん、方向性は間違ってはいないと思う。

暫くして鬼怒川温泉駅前広場に設置された転車台にて、先程乗車したC11型 207号の方向転換作業が始まります。

数回汽笛をふかしながら転車台へと入線後、転車台がゆっくりと回転します。


鬼怒川は温泉の他にも、ライン下り、日光江戸村、巨大迷路、東武ワールドスクエア、龍王峡など、見所は沢山あります。本当は日光江戸村にも今回行きたかったのだが、日光の社寺観光に時間を取り過ぎた。

そして今回チョイスしたのは「鬼怒楯岩大吊橋」。鬼怒川温泉駅から徒歩15分位でアクセスできます。うーんカメさんは吊り橋好きだなあ。

まあ、それなりに揺れましたね。(もっと揺れてもいいのよ)

そして吊り橋の上から眺める迫力ある鬼怒川の流れ。僅か一日でしたが自然を満喫することができましたね。



帰りの電車もやっぱりスペーシアX。今度はスタンダードシートで。こちらも快適ですね。


豪華な装飾の日光埋蔵金弁当に、栃木のレモン牛乳。車内でちょっと早めの夕食。やっぱり駅弁は旅気分を高める必須アイテムです。

今年で43歳。年を重ねてから日光&鬼怒川の素晴らしさが段々分かるようになってきた気がする。また近い内に訪問することになりそうですね。 

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