カメさんの防災戦略 ~災害想定編~

おはようございます。カメさんです。

最近すっかりご無沙汰になってしまった「アウトドア」。自然の中でゆったりとした時間を過ごすのは、どうも性分に合わないらしい。やっぱりカメさんは都会のジャングルから抜け出ることはできない。それが理解できたことは収穫だったのかもしれない。

このタイミングで一度、アウトドアを始めた原点に返ってみます。カメさんがアウトドアを始めた切っ掛けは、限られた環境下においてどこまで自分の力で生活することができるのかチャレンジしてみたかったからです。

川崎に住んでいた頃にカメさんも東日本大震災を経験しました。ガスや水道は使えましたが停電による影響は数日続き、真っ暗の部屋で不安な夜を過ごしたのを今でも覚えていますね。配送がマヒしてスーパーやコンビニの棚から食料が消えたりもしました。キャンプそのものに対する憧れもありましたが、どちらかといえば有事に備える「防災意識」を高めたかったのが大きいのですね。

現在そして今後も、首都圏に住み続けたいと思っているカメさん。災害に備えるには住んでいる場所でどんな災害が起こる可能性があり、起きた時にどんな状況に陥るのか想定する必要があると思います。


想定している災害の1つ目は、やっぱり「地震」。1923年の関東大震災以来の首都直下型巨大地震が起こる確率は2017年の時点で30年以内で70%(内閣府HPより)。起きた時の被害は東日本大震災を越えると言われています。地震は日本に住んでいる以上どこでも起きる可能性があり、逃れることのできないリスクだと言えます。


特定地点における地震発生確率が分かる「地震ハザードカルテ」。自宅で震度6弱以上の地震が起きる確率はやはり70%を越えていました。

地震に伴って起きる「液状化現象」。地震の振動によって地盤が緩み、直上の建物が浮き沈みしたり傾いたりする。上画像は埼玉県HPより抜粋。埼玉東部の広範囲に渡って液状化リスクが高いことが分かります。



想定災害2つ目は最近増えている「豪雨水害」。2019年には荒川が氾濫寸前まで陥っているのが気になる所。戸田市内でも一部で床上浸水被害が出ています。もしも本格的に氾濫したらどの位被害が出るのだろうか?

最近ヒマな時に眺めている「重ねるハザードマップ」。浸水した場合の範囲と水位、浸水継続時間が分かります。埼玉&東京北部&東部の大部分が真っ赤なのが目立ちます😓。

カメさんが今住んでいるエリアの近辺。荒川、隅田川、江戸川沿岸は浸水リスク高いことが分かりますね。

職場のある川崎市川崎区も浸水リスクは高いですが…、意外にも海沿いのコンビナート地区の方が安全という結果に。浸水時は職場待機するのが正解かも。

だけど東京湾に津波が押し寄せた場合は…、やっぱり被害甚大ですね。

想定災害3つ目は「富士山の噴火」。そもそも富士山は本当に噴火するのか?カメさんも疑心暗鬼ですが。最後に噴火したのは300年前の江戸時代の頃。もし噴火した場合に懸念されるのは火山灰による被害です。

⇒これら想定する災害に遭遇した時、初期行動としての正解は何だろうか?


A案.近隣の避難場所へ逃げる。

最寄りの避難場所へ避難します。しかし避難スペースにも限りがあります。戸田市の人口は約14万人。全員が避難できる備えがあるのかどうかは分かりません。そして普段から避難場所まで非常用備品を持ち出せるように備える必要があります。


B案.車に乗って安全な場所へ逃げる。(車中泊)

普段から車に非常用備品を積んでおけるし、車中泊で一夜を過ごすことも不可能ではないです。問題は首都圏などの大都市の場合、地震などの大規模災害発生時は幹線道路が閉鎖される可能性が高いこと。道が水没している又は火山灰が降り注ぐ場合、エンジンが停止し自走できなくなる危険があります。

C案.自宅にて籠城戦。(在宅避難)

耐震基準を満たした住宅であれば、下手に外へ避難するよりも安全である可能性も。籠城する場合は食料の備蓄や電気&水道&ガス等のインフラが復旧するまでどうやって耐え忍ぶかを考える必要がありますね。

災害への備えを万全にする為にも、今年一年掛けてしっかり戦略を練りたいと思っております。

コメント