終着駅を目指す旅~群馬&栃木~(前編)
こんにちは。カメさんです。
↑平成末期に廃線になったJR西日本の三江線。コロナ渦によって鉄道利用客が軒並み減少し、鉄道各社の収益も減少しています。今後も赤字ローカル線の廃止は進むと思われます。カメさんも一応JR全線乗車を目標にしていますが、乗車前に廃線となった路線は数知れず。後悔しないように、少し乗車ペースを上げようかなと最近になって思い立った所。
8月中旬の早朝、大宮駅の新幹線ホームへ。
向かった最初の目的地は、、
長野で出会って以来、久しぶりの国鉄211系電車に乗車。群馬県内ではまだまだ活躍中。
ロングシートの座席には予想よりも多くの乗客の姿が。そういえば青春18きっぷのシーズンでしたね。
高崎駅を出た後は上越線をしばらく走行し、渋川駅から吾妻線へと乗り入れます。吾妻川に沿って列車は西へと進路を取ります。
吾妻線沿線には名湯・草津温泉を始め多くの温泉地が点在しています。途中の中之条駅も温泉アクセス駅の一つ(「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルと言われる四万温泉の最寄り)。駅ホームに吊り下げられた風鈴には様々な願い事が書かれていました。
中之条~群馬原町周辺はショッピングモールもあり市街地の様相でしたが。
無人駅の待合室も比較的最近リニューアルされたのか?綺麗でした。
また長大なトンネルを抜けて対岸の旧線へ戻るとすぐ長野原草津口駅。上野駅発着の特急草津は当駅まで乗り入れます。ここから路線バスに乗り換えると30分位で草津温泉にアクセス可能。
やがて列車は長大なトンネル区間に突入。吾妻川の八ッ場ダム建設に伴って2014年に新線に切り替えられたのがこの区間です。
トンネルを抜けると移転して新しくなった川原湯温泉駅に到着。川原湯温泉街はダム湖に沈むことになりましたが、吾妻川対岸の高台へ移転して営業再開しています。しかし駅から温泉街まで離れているからなのか、乗客の姿は見えませんでした。
終点の大前駅も無人駅でした。これで群馬のJRは全線乗車完了。
駅前に掛かる橋を渡った先の高台に集落が見えます。駅周辺には商店もキャベツ畑も見当たらず。ちょっと寂しい。
乗ってきた電車に再び乗り込み、次の目的地へ足を伸ばすことにします。後編に続きます。
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