美味しいお米を食べ比べてみたので。(中編)

 おはようございます。カメさんです。

美味しいお米の食べ比べ。実は上写真の「アイリスの生鮮米 五銘柄食べ比べ」を購入して行っています。日頃溜めたPontaポイントを利用し、au PAYマーケットにて購入。

パッケージには「一等米100%」の記載が。これは農林水産省が定める玄米の等級検査(=お米の品質検査)による規格分類を指します。農林水産省の検査官が実際に目視検査を行い等級を判定します。等級が高いほど整った米粒の割合が多く、着色粒や異物の混入が少なく、美味しいと言われます。


他に「特Aランク」と記載されるお米も。こちらは日本穀物検定協会の専門家による食味試験の結果から判定されます。複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準として、その比較から判定されます。同じ銘柄のお米でも、生産地や出荷時期によってランクは異なります。

それでは引き続き、探しましょう。ベスト オブ ライス(米銘柄)を。


4.ゆめぴりか ~北海道代表~

前編で登場した「ななつぼし」よりも新しい銘柄。北海道の最上級ブランド米として全国展開中。


コシヒカリ以上に柔らかくてモチモチした食感が印象的。ただ甘さに関してはコシヒカリには一歩劣るか。(個人の見解です。)


コシヒカリと同じく味の濃いおかずと一緒に食べたり、塩むすびとして食べたりが合うと思います。


5.つや姫 ~山形代表~

平成生まれの山形のブランド米、つや姫。食味の最高評価である特Aランクを連続で獲得している人気米。

粘りもあるけれどしっかりとした食感もある、万人受けするバランスのお米。同じバランス型のあきたこまちと比較すると、やや柔らかく甘味が強い。そして最大の売りは名前通りの米粒の光沢の良さ。来客時に出したくなりますね。

どんなおかずにも合いやすいので、ご飯もススミます。


6.ひとめぼれ ~宮城代表~

宮城の代表銘柄であるひとめぼれ。その誕生の経緯に歴史あり。

元々宮城の主力銘柄は長い間「ササニシキ」でしたが、1980年代頃から続いた冷害による不作の影響を大きく受けました。そこで冷害にも強い新銘柄として開発されたのが「ひとめぼれ」です。


ササニシキよりも収穫量は多いが、粘りや甘味があるひとめぼれ。食味や外観も優れたバランスの良いお米なのですが、宮城の農家の間では中々浸透しなかったようです。しかしその後1993年に東北地方は再び冷害による大凶作に見舞われ、ササニシキも大きな被害を受けてついに米の備蓄が無くなってしまいます。

⇒それまで輸入実績の無かったカリフォルニア米、中国米、タイ米を緊急輸入する事態に発展しました。カメさんも食卓で食べましたが、パサパサした食感が強すぎてとても食べられなかったのはハッキリ覚えています。

その後ひとめぼれは、ササニシキ以上に作付けされるようになりました。現在の作付け量はコシヒカリに次ぐ全国第2位を誇ります。


食べた感じとしてはつや姫に近いけど、つや姫よりちょっと固めという感じ。米の甘味は強目なので、さっぱりした漬物と一緒に食べると何だか物足りなさを感じてしまう。


ここまで食べてきて、固め&さっぱりとしたお米がカメさんの好みだと分かってきた気がします。どんなおかずにもやっぱり合う「あきたこまち」が現在の暫定No.1。次点は「ななつぼし」かな。こうなるとあの銘柄も食べてみたくなる。米の食べ比べはもう少し続きます。

後編に続きます。

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