関東の通勤ライナーに乗ってきたので。~東武・小田急・西武~(完結編)

こんにちは。カメさんです。

3.小田急線&東京メトロ千代田線 メトロモーニングウェイ&ホームウェイ

東京メトロ千代田線の霞ヶ関駅ホームのベンチにてパンを食べつつ、ロマンスカーの到着を待ちます。千代田線を走るロマンスカーには朝ライナーの『メトロモーニングウェイ』、夜ライナーの『メトロホームウェイ』、日中時間帯に箱根湯元や片瀬江の島まで直通する『メトロはこね』『メトロえのしま』があります。


乗り入れるロマンスカーは地下鉄直通に対応した『MSE』と呼ばれるタイプ。車両正面の非常用貫通扉など地下鉄用の設備を備えています。



電車を待っている時にふと目に止まった『北綾瀬行き』の電光表示。北綾瀬駅は元々3両編成のみが乗り入れられる駅でしたが、2019年にホームが10両編成対応となったのを切っ掛けに代々木上原&小田急線方面との直通運転が開始されました。




ホームにて特急券を購入し、やがて到着した青いロマンスカーへと乗り込みます。



特急用の車両はやっぱり違うと感じる。座席はしっかりリクライニング。静粛性も高く落ち着いた雰囲気の車内。勿論トイレも有ります。
※2008年登場のやや古い車両である為か、座席に電源コンセントはなく、WiFiも使用できません。


テーブルも用意されていますが、やや特殊な形状かな。物を落とさなければよいが…。



代々木上原駅では乗務員交代の為に一旦停車。小田急線では代々木上原~登戸駅間の複複線化がようやく完成し、変化した走行風景を楽しむことができました。早朝から起きていたこともあり、ここで少しウトウトしてしまう。


霞が関→町田駅まで40分の乗車で特急料金は630円。THライナーと同等の料金で特急ロマンスカーに乗れることを踏まえると、不満はそんなに感じなかった。通勤ライナー専用車両って何だかサービスが中途半端な気がする。座席指定料金が安くないと割りに合わないと思う。



久々に降りた町田駅は都会だった。昼食休憩後、JR横浜線に乗り換え。そして八王子駅からJR八高線にまた乗り換え。北へ移動します。

4.西武池袋線 特急ラビュー


JR東飯能駅で下車し、西武線の飯能駅まで歩いてみる。今回の旅の〆として、西武の新型特急『Laview(ラビュー)』に乗りたくなった。この特急列車も朝は通勤ライナーのように利用することが可能です。飯能→池袋間の所要時間は約40~45分。特急料金は500円。


飯能駅には駅ビルも併設されており、テナントとしてボウリング場やアウトドア用品店なども入っていた。




飯能駅ホームはスイッチバックの形となっており、池袋方面からの電車と、秩父方面からの電車のほぼ全てが飯能駅で折り返します。秩父方面へ直通する列車は特急ラビューの他はごく僅かです。昔ながらのイエローの車両と、白地に青赤緑の3本線が入ったライオンズカラーの車両が並んで停車中。


特急ラビューが到着。車両先端の丸い形状がインパクト凄い。宇宙船がやってきたみたい。


側面の車窓ガラスは四角い形状。なのだが、窓ガラス一枚のサイズがとっても大きい。


車内に入ります。デッキ部分は一面イエローの配色で明るい感じ。


客室内。シンプルな白い壁と天井だが、大きな窓ガラスのおかげで採光が良く、とても明るい雰囲気。さらにレモン黄色い座席が並んでいる。



座席を正面から見た方がよりインパクトを感じられると思う。列車の座席というよりリビングに置いてある一人掛けソファーといった趣き。




座席のテーブル、ドリンクホルダー、荷物フック、電源コンセントもちゃんとついてます。WiFiも使えます。


またウトウトして眠ってしまった。あっという間に終点・池袋へ到着。やっぱり特急車両の乗り心地は一味違う。


西武線では東京メトロへ直通する『S-TRAIN』も運行中。こちらはTJライナーやTHライナーと同じく、座席の向きが変えられる通勤ライナー用車両を使用しています。座席指定料金は510円。電源コンセント、WiFiサービスの他、トイレもついてます。


他にも、京急の『モーニング・ウイング号』、京王の『京王ライナー』、東急大井町線の『Qシート』、等々。通勤時間帯サービスに対する鉄道各社の取組みはまだまだ試行錯誤中という気がします。今後の展開に注目しましょう。


おまけ。鉄道旅のおみやげはテレ玉のCMでお馴染み、くらづくり本舗の『べにあかくん』にしてみた。絶妙な焼き加減が魅力の和菓子屋さんのスイートポテト。次は『福蔵』も試したい。

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