どちらかというと「こしあん派」なので。

おはようございます。カメさんです。


スーパーで買ってきたヤマザキパンの超ロングセラー「あんぱん」。最近ハマっている一品。
あんこと言えば「つぶあん」と「こしあん」が存在するのはご存じの通り。⇒ヤマザキのあんぱんの中身はこしあん。

つぶあんは炊き上げた小豆に、砂糖を加えて煮詰めたもの。
こしあんは炊き上げた小豆を漉(こ)して外皮を取り除いたものに、砂糖を加えて煮詰めたもの。


こしあんの方が工程が多く、手間が掛かっています。
つぶあんは小豆の食感が感じられボリューム感があるのに対し、こしあんは滑らかな舌触りが楽しめるのが特徴。小豆の外皮が含まれている分、こしあんよりもつぶあんの方がカロリーは高くなる。
つぶあんも食べられるけど、どちらが好き?と聞かれたら「こしあん派」。滑らかな舌触りがカメさんの好みだ。


昨年食べた「十万石饅頭」のこしあんも上品な味わいだった。やっぱりうまい、うますぎる。


今年の鏡開きで食べた市販の「ぜんざい」はつぶあん。「おしるこ」はこしあん。
…だと今までは思っていたのだが、調べてみると関東ではつぶあん・こしあんどちらでも「おしるこ」と呼ぶらしい。


関東における「ぜんざい」とは、汁気のない餡をお餅や白玉の上に添えたものを指す。↑


全国的にはつぶあん派よりこしあん派の方が多いと言われているが、特につぶあん派が多い地域は西日本と名古屋。小倉トースト文化の影響が大きいようだ。大粒の小豆である「大納言」を使用した甘露煮を、こしあんに混ぜ込んで作ったのが「小倉あん」。これも手間が掛かっている。


明日は銀座の老舗パン屋『キムラヤ』へあんぱんを買いに行く予定。非常に楽しみなのである。




2020.02.13 追記



これが銀座四丁目の老舗パン屋、木村屋総本店の元祖・あんパンです。美味しさの秘密は酒種を使って発酵させたパンを使用していること。桜の花を塩漬けしたものを添えた『桜あんぱん』は明治天皇にも献上されたことがある。献上された日=4/4はあんパンの日に制定されている。

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