アウトドアEX ~千葉・野田市編~(後編)

おはようございます。カメさんです。  ⇒前編はコチラ
いよいよ『火起こし』開始です


ライターで薪にただ火を付けるのでは面白くないと思い購入したのが『ファイヤースターター』。濡れていても着火できるのが強み。

その辺に落ちてる落ち葉とか紙紐でも着火できるのでは?と思い試してみる。
金属棒表面のマグネシウムを削って作った粉末を落ち葉の上に集め、金属棒の摩擦によって生じた火花で着火を試みる。
しかし火花は出るものの、燃え移る前に火が消えてしまう。前日降っていた雨のせいで落ち葉が湿っていたのも良くなかったか?

紐だから火が付きにくいのか?と思い、紐をほどいて薄紙状にしてみると火は付いた。しかし大きく燃え広がる前に、あっという間に火は消えてしまう。(この紙紐は戸田市役所で無料で手に入る。古紙をリサイクルして作った資源回収用の紙紐なのである。)

続けて新聞紙で試してみたが、やはり火はつくものの短時間で燃え尽きてしまい、焚き木に燃え移らない。

燃焼の三要素を思い出す。火を起こす為には、可燃物(薪&木炭など)&支燃物(空気)&着火源(熱)が必要となる。

支燃物(空気)が足りないから燃え広がらないのかと思い、団扇で仰いでみる。すると一瞬で火が消えた😖…。この時点で既にファイヤースターターでの着火は断念、ライターでの着火に切り替えているのだが、それでも火が付かない。
隣でデイキャンプをしている人は、既に焚き火で暖まりながら読書を楽しんでいる様子。何故火が付かないのか?こちらが問いたい。一層焦るカメさん。

予め薪を格子状に組んでおき、空気の流れができるよう意識して再挑戦。⇒やはり新聞紙が燃え尽きるのみで焚き木に燃え移らない😵。
この時点で既に1時間半以上経過している。流石に心が折れました💔。

意を決しておもむろに売店へ向かい『固形着火剤』を追加購入。これを使えば一発で火が付くらしいが…。

固形着火剤を中央にセット。その上に焚き木を組み、その周りに薪を格子状に組んでいく。


ライターにて着火すると炎が燃え広がった💥。うおおおおおおお…。
固形着火剤とは、木くずにパラフィン類を染み込ませたものをブロック状に固めたもの。薪に燃え広がるまでの最初の間は黒煙に混じって油臭さを少々感じた。BBQ等の調理をする場合は注意が必要。

不本意な形ではあれど、今回のキャンプ目標を達成したことに安堵。焚き火で暖まりつつ激辛インスタントラーメンをすする。

一度火が付いた薪は長時間燃え続けるが、燃え尽きるまでは簡単に火は消えない。飛び火対策や、適切な消火方法についてしっかり確認しておく必要がある。⇒消火用の水バケツや火消し壺が必要だ。
持参した焚き火台に対して薪が大きすぎた感もある。細目の薪を予め準備するか、薪割り用の手斧も欲しいかも。次回への課題が多く残る今回のキャンプでした。

後片付けを手早く済ませ、清水公園を後にする。今年中にもう1回キャンプしたいが、折角なら温泉にも入りたい所。更なる遠征キャンプを考えているカメさんでした。

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