緊急車両接近時の対処法を確認したので。

こんにちは。カメさんです。

公道走行中に遠くから聞こえてくるサイレンの音。『緊急車両』が接近中です。このような場面でどのように対応するのが正解なのか?判断に迷いがちなカメさん。ちょっと調べてみました。

◎緊急車両とは? 
道路交通法
第三十九条 緊急自動車(消防用自動車、救急用自動車その他の政令で定める自動車で、当該緊急用務のため、政令で定めるところにより、運転中のものをいう。

赤色の警告灯を点灯し、サイレンを鳴らしながら走行しているのが緊急車両だと定義されています。

車の警告灯には赤色以外にも



青色 防犯活動用の車両
黄色 道路パトロール車両、深夜の清掃車両
緑色 大型トレーラーの牽引車、誘導車両
紫色 停車中の故障車両
があります。いずれも緊急車両ではありません。

◎緊急車両が接近してきたら?
原則として、緊急車両が優先して安全に通行できるようにしなければなりません。道路の左側に寄って一旦停止が基本となります。但し、一部例外があります。

・交差点付近&交差点内での遭遇時…この場合は交差点を通過してから道路の左側に寄って停止となります。

・一方通行道路での遭遇時…この場合は道路の右側に寄って停止しても良いとされています。緊急車両が通れるスペースを確保することが第一です。また、緊急車両は一方通行の道路を逆走することも認められていますので、対面から遭遇することもあり得ます。

・高速道路走行中の遭遇時…一番右側の追越車線を空けて緊急車両の進路を確保することが基本です。(左に寄って停止は不要。)
・渋滞時の片側2車線道路での遭遇時…車道の左右に寄って停車し、道路中央部を緊急車両が通過する場合があります。※ドイツでは渋滞発生時に道路の左右に寄って道路中央部を開けて走行する法律があるそうです。

・歩行中&自転車通行中に遭遇時…歩行者や自転車と言えども緊急車両の通行は妨げてはならないとされています。(横断歩道での減速&一時停止義務は緊急車両には適用されない。)これはマナーの問題だと思います。1分1秒を争う緊急車両の前を横切る歩行者や自転車の心理はちょっと理解できない。

緊急車両から周りの車に対してスピーカーで指示を出す場合もあります。窓を開けて指示に注意する等、やはり臨機応変な対応が必要ですね。

(参考)チューリッヒ保険HP、清水運輸HP、等。

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