炭酸水を飲み比べてみたので。(後編)

こんにちは。カメさんです。   ⇒前編はコチラ

3.アサヒ ウィルキンソン タンサン
アサヒの自販機で買える「元祖」炭酸水。こちらも炭酸の強い刺激がウリ。発売開始は1904年。歴史あるブランドです。

写真のペットボトル容器で販売されるようになったのは割と最近の2011年から。主にお酒を割る用途としてしか使われていなかった炭酸水をストレートで飲むスタイルが確立し、炭酸水の販売量が倍増していた時期。炭酸水を飲むことで血行促進、冷え防止、便秘解消、満腹感を得られるなどのダイエット効果があると言われ、美容ブームの火付け役になった。

カナダドライ強炭酸水ほどではないが炭酸は強目で、若干の酸味も感じる。ラベルに産地や硬度に関する情報は一切なし。但し1904年の生産開始時は、兵庫県宝塚の天然炭酸鉱泉を原料にしていた記録がある。しかし無味無臭である為硬水とは少々考えにくい。日本国内の軟水を使用して作った人工炭酸水ではないかと思われる。(確証ソースはないが)

4.サントリー 南アルプスSPARKLING
サントリーが発売した炭酸水。発売は2013年だが、ベースとなった南アルプスの天然水は1991年に発売開始している。山梨県甲斐駒ヶ岳の南アルプス地下天然水に炭酸を加えたもの。今回比較したブランドの中ではミネラル豊富で、硬度30㎎/Lの軟水。炭酸はウィルキンソンよりやや弱く、くらし良好ブランドより強い感じ。
個人的には一番美味しく感じた。水はクセも少なく、炭酸も程よくきめ細かく、バランスが取れていて非常に飲みやすい。ストレートで飲む用途ならばこれが一番。

ここまでは炭酸水ストレートで飲み比べたが、次はウイスキーで割って「ハイボール」にして飲み比べてみる。

ツマミもちゃんと用意してあります。

ウイスキーに付属してきたグラス。目印を見ながら注ぐことで、ハイボールの黄金比(ウイスキー1:炭酸水3~4)で飲むことができる。

ハイボール黄金比で作って、早速飲み比べる。
強炭酸のカナダドライやウィルキンソン炭酸水で作るとやや辛口に、サントリーやくらし良好炭酸水で作るとまろやかな感じに仕上がる。この辺りは好みもあるが、ハイボールは「炭酸による喉越し」と「冷えていること」が命。お酒で割る用途ならば前者の炭酸水の方が好みだ。

グラスを数杯空けると目が回り眠くなってしまった。もはやブログ作成どころではない。 ⇒前後編になった本当の理由。

(参考)ウイルキンソンHP、サントリーHP、美味しく楽しく炭酸水ナビゲーション

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