近畿3府県周遊 乗り鉄の旅を振り返って。(第6回)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

リアル桃鉄近鉄編。サイコロの目に導かれて次に下車したのは「近鉄郡山」。ここは一体どこなんだ?


豊臣秀吉の弟、豊臣秀長が城主の大和郡山城があった城下町。金魚の生産地としても有名らしい。へぇー。

少し思案した後、駅前の狭い通りにある商店街を歩いてみます。流石に金魚は買えないけれど、何か豊臣家由来のお店はないか。

和菓子屋発見。秀吉を茶会でもてなした際の菓子とか売ってないのかな?

店主にも訊ねてみましたが良い返事は貰えず。仕方なく適当な和菓子を購入して店を出ます。(後で調べたら草もちが美味しいお店だったみたいですね。)

食べる場所はやっぱり駅のベンチ。スプーンが付いていなかったので、開封後は一気に飲み込んだ。くず餅は飲み物。

次のサイコロを振り先に進みます。出た目は6。

「田原本」へ到着。ここでもクイズが出題されます。

これは初見さんには難易度の高い問題。でも…。

ちょっと駅前を散策すればすぐヒントは見つかるはず。

近くに日本最大級の弥生時代の遺跡があり、そこからブタの骨が見つかったことでマスコットに選ばれたらしい。ご当地キャラに歴史あり。

新王寺駅へ向かう田原本線の駅舎(西田原本駅)はロータリー挟んで向かい側のやや離れた場所にあります。

どんどん先に進みます。次の下車駅はゴール駅の一つ手前。


「畝傍御陵前」駅。畝傍御陵とは日本の創始者であり初代天皇である神武天皇の墓のこと。そして付近には日本最古の都(首都)・藤原京がありました。日本史において重要な土地であることが伝わってきます。

ここでクイズを間違えてしまったカメさん社長😣。

藤原京が建設された西暦694年はまだ飛鳥時代。710年に奈良に平城京が建てられた後が奈良時代。その後は794年~の平安時代、1192年~の鎌倉時代、1336年~の室町時代と続きます。


そしてゴール駅である「橿原神宮前」駅に到着しました。近鉄橿原線と南大阪線の乗換え駅ですが降りたことはなかった。折角なので今回は樫原神宮を参拝することに。

ポスターを見てかき氷が食べたくなったのも動機の一つですが。

駅から橿原神宮 一の鳥居までは歩いて10分弱の道のり。でも日陰がないので暑くて堪らなかった。

途中にある神橋を渡って

二の鳥居を過ぎた所にある手水舎で身を清めます。

外拝殿にて参拝。参拝所の奥には内拝殿が、さらに奥に本殿があります。
写真からは伝わりにくいかもしれませんが、他の神宮と異なるのは建物のスケールがとにかく大きいこと。建物全体をカメラで収めるのも難しかった。

橿原神宮は神武天皇が即位した際に畝傍山の麓に建立されました。その後長年に渡って跡地は畑となっていましたが、明治天皇によって本殿が創建され今日まで拡張を続けてきました。日本という国の始まりの場所です。

境内の一角にある広大な深田池は飛鳥時代に造られたと伝わります。橿原神宮の一帯は豊かな緑に囲まれた聖域です。

しかし今日は暑い、暑すぎる。木陰に身を隠しながら駅の方向へ引き返します。

喫茶店に逃げ込んで小休止。プリンアラモード氷を堪能します。あー生き返った。
リアル桃鉄の旅は第7回へと続きます。


2024/11/20 追記

豊臣秀吉を茶会でもてなした際の菓子を入手しました。日本橋・三越本店が通勤途上にあって良かった😋

奈良・大和郡山市 本家菊屋 「御城之口餅(おしろのくちもち)」

きな粉をまぶした粒あんの入った餅菓子。小粒ながら深みのある甘さ。お抹茶との相性も◎ですね。

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