中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第12回)

こんばんは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

カメさんが乗り鉄の際に塗りつぶしているのは2004年の路線図。現在の広島北部の鉄道路線網は当時とはちょっと違いますね。

2023/10/26(4日目) 城北~大町~あき亀山~広島~三次~福山~広島

(26本目)広島高速交通アストラムライン 7000形

JR、バス、路面電車、船舶だけじゃない。広島市内で最も新しい公共交通は、平成生まれの新交通システム「アストラムライン」。広島の繁華街である本町&紙屋町と広島北西部を直結します。新交通システムの路線としては日本最長。(ゆりかもめより少しだけ長い)

全駅にホームドア設置済。無人運転ではなく運転士が乗務しています。開業初期には急行運転もしていたらしい。

大町駅にて乗り換え。次に乗るのはJR可部線。

(27本目)可部線 227系0番台

全線単線ながら広島シティネットワークでも混雑の激しい路線として知られています。かつては広島駅から日本海側(島根県)を目指しましたが、赤字路線の対象となり延伸計画は中断。可部〜三段峡の非電化区間は2003年に廃止されました。

ところがその後可部線の利用者は増加。そこで可部駅から約2km先までの区間が電化された上で復活延伸することになります。


2017年に電化延伸した可部線の新たな終着駅、あき亀山。

駅前には綺麗な市民病院もあります。

駅近くを流れる太田川。かつての可部線はさらに太田川の上流域を走っていました。のどかな景色です。

(28本目)可部線 227系0番台

折返しの電車に乗車して広島駅まで一旦戻ります。



エキナカのレストランでの昼食。牡蠣ご飯を堪能しました。

(29本目)芸備線 快速みよしライナー キハ40形

次に乗車するのは芸備線。広島近郊では唯一の非電化路線。ここでもお馴染みのキハ40に乗り込んで北東へと向かいます。

快速みよしライナーは広島~三次間を1時間30分で結びます。キハ40が爆走する。

広島県北部の中心都市・三次。ここから三江線に乗り換えて日本海側へ抜けることができましたが、2018年に廃線となっています。

駅構内には三江線の遺跡である108kmポストが残されていました。

芸備線は三次からさらに東の岡山県新見へと続きますが、現在路線廃止が検討されています。利用者が少ない、大回りの経路、ほぼ並行して高速バスが走っている等、不利な要素が重なっているのが辛いですね。

※カメさんは三江線も芸備線も既に完乗済。


(30本目)福塩線 キハ120形

三次駅からは今回のお目当ての福塩線に乗車。広島カープのラッピング気動車に乗って今度は南東へと向かいます。

そろそろローカル線の景色に飽きてくる頃。こんなこともあろうかと準備していたヒマ潰し。

広島駅で買っておいたバラ売りもみじ饅頭(こしあん)の食べ比べ。お店毎の味の違いを確認していきます。

やまだ屋は餡がぎっしりと詰まってる感じ。

藤い屋は餡の色が薄めで濃厚な味わい。

でも一番好みだったのは、にしき堂の生もみじ。もっちり食感にハマってしまった。

そしてどのもみじ饅頭の餡も生地も、とにかく甘~い!


(31本目)福塩線 105系

途中の府中駅で気動車から電車に乗り換え。

運転本数も府中駅を境に全然違いますね。


終点の福山駅に到着。福山は広島県東部の中枢都市。

駅に隣接する福山城。ライトアップされていて美しい。

バラのまちとしても有名らしいですが…。

福山と聞くとカメさんはこのトラックを連想してしまいますね。

時間は既に18時。帰宅ラッシュの時間帯。広島市内のホテルまで新幹線に乗れば30分で戻れるのだが、WESTERの広島ワイドパスでは新幹線の乗車不可。残念ながら在来線で2時間掛けて戻ることに。

(32本目)山陽本線 213系
再び尾道や三原を経由して、


(33本目)山陽本線 227系0番台

山陽本線を乗り継いで広島駅まで戻ります。辿り着いた時には既に20時を回っていました。今日は鉄分をしっかり補充できた気がする。

電車を降りてから真っ先に向かったのは「ビールスタンド重富」。以前TV番組で見て予習していて気になっていたお店。


アサヒビールのマルエフを三度つぎした一杯。泡がこんなに美味しいビールを飲むのは初めてかも。これを飲んで以来、ウイスキーよりビールを飲む機会の方が増えています。

そして今夜の夕食も広島風お好み焼き。会社の知人に勧められたお店「麗ちゃん」のお好み焼きをテイクアウト。

お好み焼きに関しては、具材が生地の中に混ざってて辛口のソースを加えた関西風(大阪)の方がカメさんの好みかもしれない。広島の人、ゴメンナサイ。次回へ続きます。

コメント