〜上京〜カメさん、家を買う。(第4回)

おはようございます。カメさんです。 ⇒前回はコチラ

新築マンションの購入申込後すぐ住めるのかと思いきや、不動産購入に関する慣れない手続きが色々あり、実際に住めるようになるまで約1ヶ月程掛かりました。この間ワクワクが収まらず落ち着かない日々を過ごすことに。おあずけ食らってる犬の気分に近い🐶。

マンション購入までの流れを整理すると、上図のような感じになります。順番に掘り下げていきたいと思います。


1.申込金支払

気に入った物件を見つけた際に購入意思を示す為に支払う『申込証拠金』。無料~10万円が相場と言われています。申込日から1週間~10日程度、購入したい物件について優先的に交渉する権利が得られます。⇒その間に他の気になる物件を内見したりすることも可能です。

申込証拠金は売買契約費用の一部に組み込まれますが、売買契約まで至らない場合には返金されます。


2.住宅ローン仮審査

申込金支払と並行して進めることになる『住宅ローン仮審査』。住宅ローンを利用する場合はこの仮審査を通過しないと売買契約へ進むことはできません。人によってはこれが一番の障壁かもしれない。希望する借入額の融資が受けられるかどうか銀行へ確認します。

年収、勤務先、勤続年数、年齢、その他の債務情報等を申告します。(身分証明証、認印、直近の源泉徴収票が必要。)

審査に掛かる期間は銀行によってまちまちですが1~3日程度。審査結果は後日、メールや郵送にて送られてきます。


3.抽選会
購入したい物件に申込希望者が複数いる場合、購入権利を懸けた『抽選会』が行われることがあります。抽選会に参加するしないで有利不利が起こることは基本的にないらしい。また抽選に外れてもキャンセル待ちはできるみたいですね。


4.手付金支払

住宅ローン仮審査を通過するといよいよ売買契約に進めます。契約前に支払うのが『手付金』です。物件購入金額の20%が手付金の上限とされていますが、実際に支払ったのは5%程度でしたね。

手付金も売買契約費用の一部に組み込まれますが、申込金とは違って契約をキャンセルする場合でも原則返還されません。手付金が返還されるのはこの後の住宅ローン本審査に落ちた時のみとなります。※その代わり売主側都合でキャンセルとなる場合は、手付金を買い手側へ倍返しするルールになってます。


5.重要事項説明・売買契約

資料に目を通しながら、物件に関する規約について一つずつ確認する『重要事項説明』。不明点についてはその場で質問します。(ペットは飼える?駐輪スペースは決まってる?専有&共用区画の境界は? etc.)また最近はハザードマップの確認についても義務付けられているらしい。

そして最後に『売買契約書』への署名。でも最近はペーパーレス化が進んでいて。

2022年5月から不動産取引契約でも『電子署名』が導入されるようになりました。ネット上で契約が完結できるので、業務時間短縮や印紙代削減に役立っているんだとか。ここにもIT化の波が押し寄せております。第5回に続きます。

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