すり傷&切り傷の対処方法について調べてみたので。

こんばんは。カメさんです。

調理中など日常生活において、すり傷や切り傷を負って出血する場面があります。『傷は男の勲章だ。唾付けとけば治るだろ😎』とか思いつつ、この処置で本当に良いのか?と感じることが多々あり。前回の鼻血編に引き続き、ちょっと勉強したいと思います。

処置における疑問の一つが『傷口の消毒』。消毒液が傷口に掛かるとヒリっとした刺激を感じます😢 ⇒消毒液を掛けることでばい菌と共に正常な細胞も死んでしまい、傷の治りが遅くなると考えられています。

消毒した後にガーゼのついた『絆創膏』を貼って止血するのも良くないです。 ⇒傷口表面の体液が吸収されて乾燥してしまい、新しい細胞を増やすことができず治りが遅くなります。
※乾燥するとカサブタができますが、カサブタの下で皮膚の修復は続いており、全体で見ると治りは遅くなります。そしてカサブタの下がかゆ~い。

正しい処置手順について。まずは水道水で洗って傷口から異物を追い出します。もし石けんがあれば使用した方が良いです。

続いて清潔なガーゼやハンカチを傷口に押し当てて、5~10分ほど圧迫して止血します。
※出血が酷くて止血できない時は、すぐ病院での診察を受けた方が良いです。

そして傷口を乾燥させずに守る為に有効なのが『ハイドロコロイド絆創膏』。傷口から出る体液を絆創膏の中に保持することで、短時間で綺麗に治すことができます。普通の絆創膏と比べると高いですが、初めて使った時はその性能に感動しましたね。

どんなに良い絆創膏もすぐ使えなければ意味ないです。有事に備えて救急箱や鞄の中に常備したいアイテムの一つですね。


2024.04.19 追記
また切り傷を負ってしまいました。先述の通り水道水で傷口を洗ってから圧迫止血し、鞄に入れておいたハイドロコロイド絆創膏を貼って一次処置完了。備えあれば憂い無し。

傷口からバイ菌が入ってしまうのが一番怖いです。抗生物質(ステロイド)の含まれた軟膏外用薬が市販されているので、救急箱に常備しておいた方がよさそうです。

コメント