帰ってきた秩父札所めぐり。(後編)

 おはようございます。カメさんです。  ⇒前編はコチラ。


秩父と山梨を結ぶ国道140号(彩甲斐街道)を走って西へと向かいます。次の札所は秩父鉄道白久駅から少し外れた場所にあります。

山道を必死に漕いで登っていくと現れる、札所三十番の文字。


◎札所三十番 法雲寺(ほううんじ)

5月下旬でしたが気温は25℃(夏日)。天気は曇り。少々蒸し暑い日でした。

自転車で一気に駆け下りる帰り道は爽快爽快。

秩父鉄道の終点・三峰口駅前を通過し、今度は進路を北に変えます。

北上し始めてすぐに現れた「贄川宿」の看板。



宿場町を自転車で走っている時にも人の姿は見えない。代わりに視界に入るのは多数の案山子(かかし)。まさかこの案山子の正体は…。ホラーな世界に迷い込んでしまったか?

怖くなってきたので、一気に贄川宿を通り抜けます。山道を暫く登ってトンネルを過ぎると小鹿野町の看板が現れます。この先はしばらく緩やかな下り坂が続きます。天国ですが次の札所はまだ遠い。

かれこれ1時間近く走ってようやく現れた次の札所の看板。そしてまた山道。3段ギアのシティサイクルで登るにはちょっと無理があるなと感じます。

札所に向かう手前に現れた「水子地蔵尊」の光景に思わず目を奪われます。


山の斜面一面に並ぶ数え切れない程の地蔵尊と風車。生まれてこれなかった赤子を供養する、水子供養発祥の地らしい。埼玉にもこんな場所があるんですね。

◎札所三十一番 観音院(かんのんいん) ちょっと写真が傾いてしまった。

水子地蔵尊からもう少し奥へ進んだ、秩父札所の中でもかなり奥まった場所にあるお寺。

次の札所もまた遠い。赤平川に沿って走ります。ペダルを漕ぐ足も攣(つ)りかけてキツくなってきます。
小鹿野町はバイクでの町おこしに力を入れているらしく、途中にはバイク用ヘルメットのミュージアムもありました。


◎札所三十二番 法性寺(ほうしょうじ) 

飾られていた般若の面に目が止まる。ああ女性の怒りは恐ろしい。


◎札所三十三番 菊水寺(きくすいじ) 

残るはいよいよ、最後の札所❗































長瀞駅前に到着、午後5時ジャスト。レンタサイクルの返却時間ギリギリ。最後はもう死ぬ気でペダル漕いでいました。

今回も「時間切れ」。当初は札所を全て回って温泉♨にも入る計画だったのに…。またまた中途半端になってしまったな~😣。⇒友人に言えなかったのもこれが一番の理由。

モヤモヤした気分のまま帰りの電車に乗り込みます。今年中に全ての札所を回りたかったけれど。どうするかは考え中。


完結編に続きます。

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