胃部X線検査にリベンジしてきたので。

こんばんは。カメさんです。

春の健康診断の季節到来。過去に一度受診して地獄を見て以来、キャンセルし続けてきた『胃部X線検査』。
今年はキャンセルし忘れ、レントゲン室へと誘導されてしまったカメさん…。
⇒仕方ない、受けて立つ!

まず服を脱いで、シャツパンツ一枚の状態に。その上にガウンを着る。正式名称は「患者衣」という。

X線室に入る前に、看護婦から粉末と水を手渡されて飲むように促される。この粉末は「発泡剤」で胃を膨らませる目的で飲む。途中でゲップ~してしまうとガスが抜けて胃が萎んでしまうので、もう一度発泡剤を飲む羽目になる。前回と同じ轍を踏むカメさんではない。必死に堪える。

撮影開始直前に更に白い液体を手渡される。X線造影剤として利用されている「硫酸バリウム」だ。無味無臭の牛乳のようなとろみのある液体である。これを一気に飲み干す。

撮影台の上に寝転び、レントゲン技師の指示に従って体を右へ左へ、うつ伏せ仰向けを繰り返し、硫酸バリウムを体内シェイクして満遍なく胃の壁面へと付着させていく。もちろんこの時もゲップ~は許されない。更に息を吸って~、吐いて~、止めて~…。ようやく撮影。

検診終了時には「下剤」が処方される。バリウムが体内に残ってしまうと固まって腸閉塞を起こす恐れがある為、速やかに排出する必要がある為。

これだけの手間暇がかかる胃部X線検査だが、頻繁に受診するのはおススメできない。その理由としては、

・胸部レントゲンの何百倍という被ばく量。⇒実は発がんリスクが上昇する
・内視鏡検査(胃カメラ)と比べて検査精度(=異常発見率)が劣る。また内視鏡検査では胃部以外の異常を見つけられる可能性がある。
・苦労して検査を受けて異常を発見したとしても、それを治療する意思が無ければ意味がない

胃に違和感を感じたら速やかに医療機関にて内視鏡検査を受診するのが正解だと言えそうです。今後しばらくは胃部X線検査の受診はキャンセルするつもりであります。

PS. 前回の秋季健康診断から半年で、体重が-1.0㎏、腹囲が-2.5㎝という結果でした。目標の60㎏前半まではまだ遠いですが、増えていなかったのでとりあえず良しとしましょう。

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