中国地方横断 乗り鉄の旅を振り返って。(第15回)

こんにちは。カメさんです。 ⇒前回はコチラ


岩国は山口県で最も東にある都市。瀬戸内海に面した工業都市であると共に、米軍や自衛隊の基地が置かれている。そして日本三名橋の一つに数えられる「錦帯橋」が有名。(日本三名橋の一つにはあの日本橋も含まれる。)



2023/10/27(5日目) 宮島口~岩国~徳山~宇部~宇部新川

錦帯橋はやや内陸の錦川沿いに架かる橋。岩国駅前のバスターミナルからは錦帯橋を経由するバスが高頻度で発着しています。早速バスに乗って向かってみます。

岩国駅から錦帯橋まではバスで20分前後。降車すると錦帯橋はすぐ目の前。長さ200m×幅5m。5連アーチが連続するユニークな反り橋です。

見た目通りアップダウンの激しい橋。おまけに先刻まで降っていた土砂降り雨のせいで、橋の上はツルツル滑りやすい状態に。ヒヤヒヤしながら錦川の対岸を目指します。

対岸の売店の前で小休止。日本一のソフトクリーム???

どうやらソフトクリームの味が200種類で日本一であるらしい。わさび味とかスッポン味がちょっと気になる。

そしてむさしの隣には、永遠のライバル(?)の小次郎商店も。


ソフトクリームよりも今はこちらの気分。揚げたての「岩国名産 れんこんコロッケ」。れんこんのもっちりとサクサクが混ざった独特な食感が大好きです。


売店の先にある吉香公園からロープウェーに乗ると、山上の岩国城へアクセスできるのですが、こちらも土砂降り雨の影響で臨時運休中。山上からの景色やカラクリ時計を楽しみにしていたのですが残念でしたね。


長刀を構える佐々木小次郎の銅像。岩国で生まれ、柳の枝が燕を打つのを見て「燕返し」を編み出したと言われています。


静かな午後の陽気の中をぶらり散歩。気持ちの良い一時でしたね。再びバスに乗って岩国駅へと戻ります。



(36本目)岩徳線 キハ40系

次に乗車するのは岩徳線。現在の山陽本線は瀬戸内海沿いのルートを走っていますが、昔は岩徳線が山陽本線を名乗っていました。しかし山陽本線の複線電化の際に急勾配と長大トンネルがネックとなりました。現在は非電化のままローカル路線として運行されています。


錦帯橋最寄りの西岩国駅は元々岩国駅として開業しましたが、山陽本線が現在のルートに変更された頃に駅名改称されています。

下校時刻ということもあり、車内には地元学生の姿が目立ちます。

次の目的地はまだ遠い。乗車前に予め購入しておいた山口銘菓を食べながら、車内でのんびりと過ごします。


山口県内の移動ではWESTERのアプリ内で使用できる「山口セントラルパス」を最大限活用します。

(37本目)山陽本線 115系

終点の徳山駅で山陽本線の黄色い電車に乗り継いでさらに1時間半の乗車。ここで乗車する電車の行先表示に初めて「下関」の文字が。今回の旅のゴールです。


(38本目)宇部線 105系

しかしゴールはまだ2日後の予定。夜の宇部駅で乗り換えて、本日の宿泊地へと向かいます。

第16回へ続きます。

コメント